さるびあ丸。私の席は一番安い二等和室。
一応、座席番号は指定されていますが、閑散期はスペースに空きがあるので、
コンセントの近くなど、いい場所を取ることに全力を尽くします。
その結果、船が動き出していることにも気づかず、
気付いて外に出るとすでにレインボーブリッジの下まで来ていました。
これが悲しい旅慣れというものなのでしょうか。
初めて伊豆諸島(八丈島)へ行ったときも、
利用したのは夜に竹芝桟橋から出る船。その時は東京の夜景に感動し、
友人と甲板ではしゃぎまくっていた記憶がありますが、
今ではそうした人を横目にとりあえずビールを飲むというような感じです。
そして寒いので、ビールを飲み干したらもう部屋に戻ります。
周囲の騒々しさにふと目を覚ますと、伊豆大島に着く手前でした。
船もそこまで揺れず、快適に過ごすことが出来ました。
大島ではいつもたくさんの方が下船します。外はまだ夜明け前。
その後、冬の時期はなかなか接岸できない利島にも接岸し、
午前9時前に新島に到着しました。
が、まさかの雨。
港から宿の送迎をお願いしていたので、ひとまず宿にチェックインします。
今回の宿は「せんたく屋」さん。
お弁当屋さんとクリーニング屋さんと宿が併設されています。
宿に荷物を置いてから、まずは島を巡るために原付を借りに行きます。
~続く~
旅と移住のブログ