新島に上陸したときに降っていた雨は上がりましたが、
相変わらずどんよりした空模様です。
閑散期ということで、まちなかのお店もほとんど開いておらず、
さらにはグーグルマップに載っている住所にレンタルバイク屋は存在せず、
島民の方に聞きながらようやく原付を借りることが出来ました。
原付で走り出すと寒いこと寒いこと。手の感覚が無くなりそうになりそうです。
道端にはたくさんの「モヤイ像」が置かれているのが新島の特徴です。
モヤイ像として用いられている石が新島の名産品「コーガ石」。
この石が採れるのは世界でも新島とイタリアのリパリ島だけ。
コーガ石からは透明感あるオリーブ色のガラスが作られます。
ちなみに、渋谷駅前に置かれているモヤイ像も
新島のコーガ石を使って作られたものなのだそう。
そんな島の名産品を見るために私たちがまず向かったのは「コーガ石採石場」。
原付で山道を登ります。途中展望台にも立ち寄りながら到着すると、
そこには荒涼とした荒々しい風景が広がっていました。
植物の背丈は低く、地面に転がる石は全て白っぽく軽いです。
一方で、山の上まで登ってきているので、
海を見渡せる展望もよく、まさに大地を感じるポイントでした。
~続く~
旅と移住のブログ