ども!kassyです。
「地味な神社と思うなよ??」も3回目となりますが、今回ご紹介する神社は、奈良県橿原市曽我町にあります「宗我坐宗我都比古神社」です。
見た目は何処にでもある村のお宮さんぽいですよね!www
こちらの神社の祭神は「曽我都比古神」「曽我都比売神」の2神です。
あまり聞いたことの無い神様ですよね!
よくある神様の名称に「地名」+「つ」+「ひこ」or「ひめ」と付くのは地元の氏神さんと考えていいと思いますので、こちらの神社の祭神も同様、曽我の地の氏神様と考えていいと思います。
「そんな地味な神社、わざわざ紹介するワケないだろ!www」
この地域の氏神は地名が表す通り、大化の改新で悪者にされてしまった蘇我氏一族を祀る神社なのです。。。
創建については2説あって、「五郡神社記」では推古天皇の時代(593年から628年)に蘇我馬子が創建したとされているが、「社伝」では持統天皇(690年から697年)が蘇我氏滅亡を憐み、この地に神社を創建したとする説があるらしい。。。
現在、私は歴ヲタとして蘇我氏の足跡を辿り、悪者扱いされ「馬子」「蝦夷」「入鹿」といった名前まで蔑称がつけられた蘇我氏一族の本当の名前を見つけ出す研究(?)をしていますwww
まぁその一環として今回この「宗我坐宗我都比古神社」を訪れたワケです。
古代豪族「蘇我氏」の本拠についてはこの橿原市曽我町のほか、奈良県御所市付近や大阪府南河内郡付近とする説がありますが、地名に加え川の名前にも「曽我川」という名称も見られることを考えると奈良県橿原市曽我町周辺が、蘇我氏本拠地の最有力候補地と言えます。
蘇我氏の氏神を祀る「宗我坐宗我都比古神社」は地元の人々に古くから愛される神社として別名「入鹿宮」とも呼ばれ、大事に守られています。
真偽のほどは知る由もありませんが、古来から地元で大事に愛され続けている現状を見ると単なる悪者ではなかったようにも思えてなりません・・・
それでは、またw