Coincheckより約580億円相当の暗号通貨XEMが盗難に遭い、早4か月目を迎えています。世間ではJPYでの被害者への補償金が支払われた事でまるで終わったことのような扱いになっていますが、現実問題として暗号通貨に関わっている多くの人たちが直接的・間接的に未だに被害を受けた状態のままです。
XEMの盗難にあった被害者は日本円で補償金が帰ってきたと言っても税法上は強制決済されたのと同じで当然税金の対象となってきます。(会計処理上、暗号通貨での補償返金は特損に計上できないのかどうか調べてないからわかりませんが・・・)
また直接被害に逢っていない人にとっても盗難による世間一般の「仮想通貨はやっぱり怖い」という所謂風評の被害が多少なりともあった為に新規参入者の減少も相まって、下落の一途を辿っており、未だに本格的な復活は程遠い状態となっています。
そもそもnemに問題でもあれば仕方ないと諦めもつくのでしょうが、盗難事件の原因として考えられるのがCoincheck側の管理体制の甘さ。
シングルシグの秘密鍵をホットウォレットで管理していたという致命的な管理ミスが直接的な原因で全面的にCoincheck側の落ち度と言わざるをえない状態にも係わらず、旧経営陣は自顧客への謝罪はするもののnemへの言及は一切していない!
自分がXEMを保有しているから言うのではないけれども、NEMのコミュニティーはホント温かみがあって、逆境にもめげずNEMの普及に自発的に努めておられる。ホント頭が下がる思いだ。
一度でいいので自顧客だけでなく、NEMホルダー、NEM財団及び全ての暗号通貨ホルダーに対する謝罪、暗号通貨の安全性を世間一般に啓蒙してもらいたい!
そこから暗号通貨とCoincheckの本当の復活が始まると考えている・・・
よろしく頼むよ、マジで・・・