誰でも気軽にミッション・インポッシブルのエージェント気分が味わえるあのSamourai Walletに、またまたクールな機能が追加。
その名も
なんでも‘YOU DON’T NEED THE INTERNET TO USE BITCOIN’との事で、インターネットへの接続が難しい場所でも、ビットコインのトランザクションを可能にする機能なんだそう。はい、ここで大きく息を吸い込み~
と夜中に腹から声を出して隣人に迷惑をかけていたら、早速実験している人がいたのでご報告いたします。
しかしこの機能を使うにはとある外部デバイスが必要で、何でもgoTennaというWifiやLTEなどが範囲外の環境において、気軽にメッシュネットワークを構築し、オフグリッド通信が可能になるデバイスを利用するのだそう。これは米国のハリケーン災害などで既存の通信インフラが破壊された際に、実際に大活躍した装置なんだそうですぞ。
このデバイスを駆使して実験に挑戦したのはニュージーランドにお住いの@Coinsurenzさん。4個のgoTennaデバイスを街のいたる所に埋め込み、自身のオフグリッド・ネットワークを形成。最終的にインターネットに繋がっている彼女の携帯まで、合計12.67kmの距離にて他の電波を一切使わずBitcoinトランザクションを送信する事に成功したんだそうです。
木の上に置いてみたり。(高い位置の方が電波状況が良くなるんだそうだ)
トイレに隠してみたり。(いったいこの人は何と戦っているんだ。)
この実験の成功に飽き足らず、今度は“刑務所のような環境でBitcoinの送信が可能か試したい”と分厚いコンクリで囲まれた廃墟のような場所をズイズイと進むCoinsurenzさん。ここは実験のたびに毎回携帯を持ち出されて使えなくなる彼女さんが、責任を持って止めてあげるべきだと思います。
katakotoさん的にはこのセカイ系をこじらしたハッシュタグ(#集団ストーカー)すれすれな感じが、個人的には大好きなのですがSamourai Walletもバージョンアップで、ウォレット内のフィアット換算を廃止して強制的にbtcかsatoshi単位のみの表示にするなど、ここらへんに界隈のかなりハードコアな人達が集まりだしてる気配です。
Anyone who has had children knows what it means to wean a baby from the breast. They scream for ‘bitty’ but the mother must refuse. Eventually, they eat steak. Fiat is going away, so you must get used to calculating in Bitcoin.
“子供を持ったことのある人なら誰でもわかるように、これは乳離れだ。彼らはちっちゃい事で大騒ぎするが、母親は拒絶せねばならない。やがては彼らもステーキを食い始める。フィアットは消え去っていき、キミたちはBitcoinでの計算に慣れねばならんのだよ。”
フィアット表示ができない不便さでユーザー数が減ろうが知ったこっちゃない。俺たちが信じる世界に、ついてこれるやつだけついてこいというこの姿勢。最近、何だか言われっぱなしのALIS運営も見習ってもいいのかも。
もし日本でも下のサウスパークみたいにある日突然、インターネットが使えなくなっても、皆でオフグリッドネットワーク構築してALISの投稿・投げ銭でライフラインの確保を続けましょうね!(サムライ的なALISウォレットはよ。)
※ご紹介したデバイスの日本でのご使用は、電波法違反になり5年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処せられます。