仮想通貨関連のブログを読み漁っていて、いつも目に止まるブロガーさんがいる。
専業でブログをされてて収益を上げてるそうなんだが、その方がサラリーマンを非常に馬鹿にした口調で話すので結構腹が立っております。
その方は、ふた言目には「サラリーマン辞めてブログ書きましょう!」と言ってるんですよ。
それでね、僕は思うわけです。
このブロガーの言うとおりに世界中のサラリーマンが辞めて、好きなことで生きてしまったら、誰がPCを作るんだろう?と。
PC以前に、鉄は?プラスチックは?電気通信は?と。
コレ、全部サラリーマンがやってるんですけど。
自分がサラリーマンに支えられて生活してるのに、馬鹿にした口調で物申してるのはどうかなー。と思うのです。
サラリーマンってのは、文字通りだと給料をもらう者って意味ですけど。
実際は違いますよ。
サラリーマンは、社長がやりたい夢の手伝いをやってるんだよ。
社長が独りでは出来ないことを手伝ってんのよ。
社長が如何に素晴らしい技術を思いついてもマンパワーがないと世間に行き渡らないもの。
病院だって、医者だけでは運営できないもの。
せっかく、良い技術をもった医者も周りの助けがないと何にもできませんよ。
患者を治したいから手伝ってくれないか?報酬はちゃんと支払うから。拘束時間も守るから。
そういう契約をしてサラリーマンは生まれるのですよ。当たり前ですけど。
だから、この世界にサラリーマンは必要なのです。
全員、船長ではワンピースも盛り上がらんでしょう。
それとね。この方、自分の所にブロガーを集めて組織的なものを作って、生活費なのか、家賃なのか知らないけど、なんらかの支援をしてるのよね。
脱サラしてブロガーになりたい人の支援みたいな感じのことを。
それ自体は、別にどうでもいいんだけど、支援しちゃうと、それは会社じゃないのかなー。と思ってしまうな。
社長であるブロガーが支援して、自分のコミュニティを形成してる。
それに対して、必要な支援をする。
支援を受けた方は、どう思うかな?
少なからず、支援を受けた限りは頑張ろう!と思うはずだよね。
それって強制力働いてるような気がするんだけどな。
ストレスから解放される為なのか、より報酬を得る為なのかはしらないけど、報酬を受け取ると、ストレスを受けると思うなー。
でも、この組織なら全員船長のワンピースになるのな。不思議。
もちろんブログ書いて収入得るのは良いことですけどね。
空いた時間をお金に変えれるのは素晴らしいツールですよ。ALISさん。
それと、嫌いなブロガーなら読むなよ。って思うかもしれないですけど、好きなブロガーだと同意見を共有してるだけになってしまうので、なるべく違う考えの人のブログの方が勉強にはなるんだよね。
だから、このブロガーの考え方は、僕の考え方とは合わないなー。でも、そういう意見の人も居るんだろうなー。そういう考えのひとが、このブログを読んだらどういう意見を持つんだろうなー。
そういう所から、新しい考えが生まれて賢くなるんだと、僕は思います。
知る。考える。発言する。
この繰り返しが人間を成長させますよ。たぶんw
果たしてインターネットを生業としてしまった人間とは、どうゆう性格になるのだろうか。
30歳までサラリーマンやっての独立で、インターネットを生業としたっていうのと、入社3ヶ月で独立したのとは、異なると思うんです。
人に対して、まともな受け答えが出来るのか?
社会の常識が身についているのか?
恋愛は?結婚は?家庭を持つ気は?
余計なおせっかいでしょうけど、ぼくは心配になってしまいます。
上司が無能だから、同僚が無能だから、部下が無能だから、仕事を辞めます。
周りを活かせない自分が無能である事は気付かないんですね。
それは、まだ自分が若く、鍛えられていないからなんですよ。
有能な人は、自分が中心になるように周りを巻き込みます。
自分の居心地の良い空間を、どんな母集団でも作ろうと努力します。
それが結果として、会社の為であり、自分の為であり、仲間の為なのです。
だって、その時に中心にいる自分はとても有能な人間だと周りの評価が得られている訳だから。
その状況に入社3ヶ月でなろうなどとは、無能以下のお馬鹿さん。
入社10年で、そんな状況が出来つつあり、20年で完成させれば上出来なんだと思う。
普通の人間が、他人の【氏名】【顔】【職業】までを覚えれる限界は500人だと言われている。
つまり、個人で関われる人間ってのは500人までだということだ。
昔のケータイに1000人までしか登録する機能が無かったのは、この理論が元になっているそうな。
インターネットでは1000人以上の人間と繋がることが出来る。
しかし、それは幻であって、【偽名】【顔も知らない】【何やってるかも分からない】人間と繋がっているだけなのよね。
会社という母集団は金を稼ぐためのツールだけでは、片付けられないと思うのです。
今回の記事は、過去記事の加筆・修正ver.です。