久しぶりにALISの企画に参加したいと思います。
今回は会談話。
一応、実話でございます。
ウチの実家にね。
古いタンスがありましてね。
両親の寝室にある古いタンス。
可愛いお姫様のシールが貼ってあるのよ。
キャンディキャンディみたいなタッチの絵でした。
ある夜、いつものように、母がタンスの横に布団敷いて寝てたのよ。
するとね。
朝、起きたらね。
タンスの1番下が開いてて、そこに母の体が半分入ってたんだって。
タンスに食べられてしまうと思ったんだってさ。
母は気持ち悪い。って言ってね。
翌日は、親父に、寝てる位置を代わって貰ったのよ。
するとね。
親父も、1番下の引き出しに体が半分入ってたのよ。
ウチの親父は、オバケとかそんなの信じない人なのよね。
それでも、気持ち悪い!って言ってね。
その日の内に、手斧でタンスをバラバラにして、
ドラム缶に入れて燃やしちゃったのね。
あー。もちろん、お祓いとかしてませんよ。
でね。
言い忘れてたんだけどね。
タンスの裏とか、壁側になってた部分にね。
小人のシールが貼ってあったのよ。
6枚。
1枚足りないんだよね。
おわり。