仮想通貨の保管方法ごとのリスク

はじめに

 時折、仮想通貨の保管方法が話題になります。
 多くの方は、取引のしやすさやセルフGOXのおそれなどから、取引所へ預けたままにしているのではないでしょうか。
 取引所は安全か?
 私はそうは思えません。
 2018年8月に発表された金融庁による取引所への検査の中間とりまとめでは、多くの取引所のずさんな管理状態が明らかになりました。
 今後、規制強化や大手の参入により改善されていくと期待しますが、まだしばらくの間は、「自分の資産は自分で守る」という意識が不可欠でしょう。
 ここでは、各保管方法のリスクを思いつく限り並べてみました。自分にあった管理方法を選択する一助となれば幸いです。

取引所保管のリスク

・取引所が盗難にあった場合、資産を失う可能性がある
・取引所が倒産した場合、資産を失う可能性がある
・取引所の都合により引き出しが制限される可能性がある
・なりすましにより資産を引き出される可能性がある

ペーパーウォレット保管のリスク

・火事・水害・経年劣化などで読めなくなる可能性がある
・紛失する可能性がある
・ペーパーウォレット作成時にOS・ブラウザなどがマルウェア(ウイルス、スパイウェアなど)に感染していた場合、秘密鍵が漏洩する可能性がある
・容易に複写可能であり、複写されたことは資産を移動されるまで分からない

ペーパーウォレット以外に共通するリスク

・アプリケーション開発元に悪意があった場合、盗難にあう可能性がある
・アプリケーションの開発が継続されない可能性がある
・OSやアプリケーションがマルウェアに感染していた場合、秘密鍵を盗まれる、送金時に送信先などを変更される可能性がある

ハードウェアウォレット保管のリスク

・ハードウェアウォレットの故障、紛失、盗難の可能性がある
・偽造ハードウェアウォレットによる盗難の可能性がある
・リカバリフレーズが盗難にあう可能性がある

モバイルウォレット保管のリスク

・スマホの故障、紛失、盗難により資産を失う可能性がある
・指紋認証の場合、睡眠時などに操作され送金される可能性がある
・使用時に残高などを盗み見られる可能性がある

デスクトップウォレット保管のリスク

・PC本体、またはインストールしている外部メディアの故障、紛失、盗難により資産を失う可能性がある

最後に

 OS・ブラウザなどがマルウェア感染していないのが確実ならば、ペーパーウォレットが最もリスクが少ない管理方法と言えるでしょう。ただし、利便性は最悪に近いです。
 セキュリティと利便性はトレードオフと言われます。自分の運用スタイルに会った保管方法で、安全な資産管理を行いましょう。

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公開日:2018/09/05
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I'm XRPHolder in Japan.My hobby is to write manga!https://twitter.com/kikubo
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