タイプやPA/SAの相性ってどのくらいなのでしょうね?
みなさん把握してますか?
以前の記事ではランクモード/プラクティスモードのゲーム仕様変更に際して、ドラコブラがカフケレに勝てるようになったことを計算してみました。
それをヒントに、今回は進化モンスバトルを少し一般化してみようと思います。
コンテンツ
1. 前提の確認
2. 優位性がない場合のバトル
3. 優位性がある場合のバトル
経験値とレベルの上がりやすさ的に、バトルが白熱してくるのは30レベルくらいからかと思いますので、今回はこのレベルに焦点をあてます。
進化モンスのパラメータの特徴は
・ 初期値が約100
・ 成長率がほぼ+6以上
・ 成長率のどれかが+9
です。
ということで、30レベルモンスの標準的なパラメータは
100 + (30 x 6) = 280
と概算できます。
バトルの優位性は
・ タイプ優位性
・ 攻防優位性(PAとPD、SAとSDの関係性)
の2つの要素があります。
ここでタイプ優位性は明らかかと思いますが、攻防優位性とは
こちらからは成長率+9の攻撃が相手の成長率+6の防御に通り、
相手からは成長率+6の攻撃がこちらの成長率+6の防御に通る
ような場合を指します。図示すると次のような感じです。
攻防優位性もタイプ優位性もなければ、同レベルでほぼ互角な戦いが予想されます。
攻防優位性がない場合というのは以下の2パターンあります。
1. お互いに成長率+6の攻撃が成長率+6の防御に通る
2. お互いに成長率+9の攻撃が成長率+6の防御に通る
(ウツシンはPD/SDともに+9なので例外です。)
このとき、勝敗を分けるのは初期ステータスの微妙な差です。
1. の場合には、ダメージ計算値は10を下回って、最低ダメージの10が入る可能性が高いです。すると、10ラウンド経ってもHPが0にならないので、
ですね。あるいは、
かもしれません(クリティカル率は現在1/12?)。
2. の場合には、
{100 + (9 x 30)} - {100 + (6 x 30)} = 90
というダメージが入るので、4ラウンド以内に決着がつくこととなって、
ですね。
優位性があるときというのは、次の5パターンに分けられます。
(タイプ優位性をおさらいしておくと、優位なモンスの攻防パラメータがともに1.3倍されます。)
こういった場合、何レベル差まで勝てるのでしょうか?
例として、一番極端な場合を計算してみましょう。
つまり、攻防とタイプがどちらも優位な場合です。
具体的な数値で計算するために天下り的に言うと、30レベルのモンスが51レベルまでの相手に勝てます。
こちらから与えるダメージは
{100 + (9 x 30)} x 1.3 - {100 + (6 x 51)} = 75
で、相手のHPは
100 + (6 x 51) = 406
なので、6ラウンドで倒せます。
対して、相手から受けるダメージは
{100 + (6x 51)} - {100 + (6 x 30) } x 1.3 = 42
で、こちらのHPは
100 + (6 x 30) = 280
なので、倒されるまでには7ラウンドかかります。
ということで、
その他のパターンも計算してまとめたのが次の表です。
5レベル差くらいが一つの目安になりそうですね。
かなりざっくりとした計算で、進化モンスのバトルを一般化してみました。優位性が極端な場合は20レベル差をひっくり返せるというのは衝撃的でしたね。
実際のバトルではギャルソンと祖先のサポートが入ることがほとんどだと思うので、それについては別の機会に考えてみようと思います。また、レベルが40, 50と上がってくると、値がいろいろ変わってくるでしょう。
著者 kyoronut
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