こんにちは、ALISに期待=孫の手です。
孫の手という名前に愛着がわかなくて困っています。
私は現在金属加工を主とした製造業の役員をやっております。
仮想通貨が現れ製造業がどうなっていくんだろう…という事で記事にしてみます。
4つの利点
データ管理
一言鉄といっても様々な種類があります。
鉄、ステンレスというものではなく鉄だけに充てても
SS材と呼ばれる溶接向きの鉄、S〇C材という金属加工向きの鉄
更にS〇C材とあげましたがS45C S50Cと炭素の量が違いその量によって硬さが変わってきます。
また同じS45Cでも鉄鉱石+石灰石+〇〇+・・・と成分の分量を微妙に変えて安くしている業者、安心安全で高基準で作っている業者がいたりと…
成分のデータも見やすく管理しやすく…という利点
国際取引スピード
我が日本は、金属製品には欠かせない鉄鉱石を輸入に100%頼っている状況です。
ビットコインはじめ暗号通貨と呼ばれているものの特徴に共通通貨になる為国際取引がよりスピーディにという物があります。
データ改ざん・破壊が難しい
大手材料メーカーが原材料のデータを改ざんし販売したという不正が明らかになりましたが、データ改ざん、破壊が難しいという特徴により信頼性アップします。
リコールが素早く
鎖状に繋がり管理するというブロックチェーンの特徴をいかし取引データが残り
いつどの材料を使いどの工場でどの製品を作ったかその製品はどこの販売所で売られたか誰が買ったかと細かくデータを残す事が可能です。
今までは、1部製品に不具合があった場合製造年月日を調べその付近に作られた製品全てという大掛かりなリコールが必要となっていました。
しかし、データをたどりこの日、この工場内で作られた製品と限定され
その製品は誰が購入したかの情報を元に最小限のリコールで済みます。
本当に欠陥のある可能性の製品の早めの回収、修理を可能にし事故を防ぐ事が可能になります。
日本の技術は最高峰である
日本の技術は素晴らしい、日本は真面目で勤勉で安心安全の物だ。
しかし原材料は輸入です。
日本の技術の高さに原材料のデータの証明により更に安心安全な製品をお届けする事が出来るでしょう。
IT、仮想通貨で世界から遅れを取っている日本、
安全安心+スピード感を持って政府・民間ともども進んでいきたいですね!
ではでは