2016.5 あきる野(武蔵五日市)をハイキング。
楞厳寺薬師堂
1733年建立。金比羅宮詣と合わせて参詣者で賑わった時期があったようです。
ネギ坊主の奥の「闇」に惹かれました。
金比羅山へ向かう途中に神社がありました。扁額の文字がどうしても読めません。
●●大明神なのですが、不動明王を祀ってありましたので、「不動大明神」なのかなあ。でも「●●」がどうしても「不動」に読めません。
中には不動明王が・・・地元の方々が大切にお祀りしているようです。
だいぶ登ってきました。
琴平神社
ここに金比羅山468mの山頂標識があったようですが見落としました^^;
「五日市町史」には、阿伎留神社の境外末社として琴平神社が記載されており、「社伝によれば、何時のころか、五日市村の名主が讃岐の金比羅宮に参詣してその御分霊を勧請し、阿伎留神社の神主がこれを山上に鎮祭したと伝えている。庶民の金比羅参りから考えれば、江戸期以降のことと思われる。」とあり、
祭神は大物主神と崇徳天皇となっている。
「金比羅山」という山の名前も江戸期以降に付けられたのでしょうね。
琴平神社の社殿のやや右方30m程の奥に巨石があり、注連縄と祠で祭祀されています。
巨岩は天狗岩という磐座であるが、祭神は不明。
ただし、こちらの磐座が古代からの信仰対象で、その後、神社ができたのでしょうね。この磐座の裏側にも、巨石が見られました。
クマ鈴付けて歩いている方がちらほらと。。。
最近、住宅地にクマ出没が多くなってきていますね。みなさま、ご注意を。。。。
この山里には臨済宗のお寺、開光院があります。
室町時代の文安五年(1448)、嶽珊禅師を開山として創建された古刹です。五日市で最も古い江戸中期造立の馬頭観音像もあるそうです。不動堂もあります。
東京にもこんな神仏習合時代を色濃く残す山里があるのですね。