まず、最初に
こちらで、「魂の螺旋ダンス」の感想を投稿しましたが、選んだ写真は全て富士山でした。
今回、読んだ「蝶を放つ」には、富士山頂での散骨・・・が出てきます。
コレって、偶然でしょうか?いえ、この世の中に偶然はありません。ご縁を感じますね。
…酸素ボンベってちゃんと効果あるんですね!まだ体験したことが無いのです。酸素カプセルも効くのかなあ。体験してみる価値ありそうですね。って話がズレました^^;
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一気に読みました。面白かったです。面白いというよりも、父の葬儀や母の葬儀、今までに参列した葬儀の風景が蘇りました。
わたし、60年生きてきているわけですが、「葬儀」の空気・空間は、やはり独特の場で、それぞれに色合いがありましたね。
そして、かなり強力に記憶されています。
母の葬儀のときは、オヤジがやりたくないの一点張りで、わたしが喪主をしました。ALSだった母・・・わたしが「また来るから」と云ったら、介護ベットから右手を揚げて見送ってくれた・・・それが最期でした。
父の葬儀のときも喪主でしたが、参列者の中に付き人さんに付き添われた当時80過ぎの女優さんが居ました。ものすごい文字通りの「オーラ」を感じましたね。小柄ながらも背中がシャンとしていて内面の力強さ?一本筋の通った骨のようなモノを感じました。
友人の父の葬儀のときには、10歳くらい年下の女性が亡きがらに大きな声でずっと語り掛けていた。語り掛けていた内容は記憶ないけれど、お妾さんだったように思いましたね。
義のお祖母さんが火葬されるときに、義父の弟さんが、「おばあさん、ばんざーい!!!」と大きなしわがれ声で万歳をされたとき、熱いモノがこみ上げました。
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セックス描写も美しかった。「マジソン郡の橋」の色合いも浮かびました。
この辺りの描写は体験者でしか分からないでしょうが・・・私的にはここでは触れません(笑
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乗鞍岳 渋滞~
谷川岳 渋滞~
富士山に比べれば大した渋滞ではないでしょうね。
あの富士山の渋滞をテレビで観るたびに登りたくなくなっちゃうんです。。。。。
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悪霊憑依・胎内記憶も描写されていましたね。。。。。え~と・・・長くなりますので、そのうち・・・。
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御殿場口新五合目~幕岩~二ッ塚(双子山)周遊コースより。花は富士アザミ
乗鞍・大黒岳の山頂からの日出と雲海
谷川岳で遭遇したブロッケン現象
手を振ると、まるい虹の中でもわたしの影が手を振ってくれます。太古の人々がこの現象に出逢ったならば、それは神さまの悪戯かと思ったかもしれませんね。
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パリ/サント・シャペル教会
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・自我の圧倒的で強烈な表現がとてもドラマティックに描かれていて、一気に読めました。
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・学生の頃、音楽バンド・サークルに入っていましたが、二つ上の先輩の「六文銭」というバンドがありました。
・六文銭(ろくもんせん)とは、
1912年以前の中国、および1953年末以前の日本などで使われていた、1文相当の銭貨が6つあるようすのこと。
日本における仏葬の副葬品である冥銭のこと。六道銭ともいう。三途の川の渡し賃とも、六道にそれぞれいる6体の地蔵菩薩に1文づつ渡すためとも、六紋銭とも。
六文銭 出典ー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2019年2月1日 (金) 02:13
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・幻聴を聴くことで人生の総まとめ・・・お迎えの来る準備かも・・・体験的に解る気がします。
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「まだ僕は死ぬわけにはいかないんだ。
僕には世界平和のためにしなければならないことがまだ色々あるから」
この、あびさんの、私心でなく本心の、自我でなく超自我の思いが生命力・気力をこの世界で保持、維持、根底に流れるエネルギーとなっているような気がしました。
「文学・・・・老いていく過程の中でこそ、その文学営為は研ぎ澄まされていく」
とても良い言葉ですね。
ありがとうございました。感謝感謝^^