北海道が続きます。
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7時過ぎにホテルを出発してカムイワッカ湯の滝に向かいました。天気は、前日から小雨。霧っています...この分岐から、カムイワッカ湯の滝までは11kmほどのダート道でしたが、よく整備されていて走りやすかったですよ。ちなみに一般車両交通規制の翌日でした。ラッキー♪
ひゃ!エゾシカが飛び出してきました。やっぱり角のあるオスはカッコイイですね~。左側にメスと小鹿が居て、危険を感じたのか、車を横切って渡っていきました。カムイワッカ湯の滝へ行く分岐までに10頭近く見れましたよ。
明治初期からの狩猟、豪雪による大量死で絶滅寸前にまでなった。その後は、乱獲と禁猟が繰り返され、1990年にかけて劇的に増加。要因としては、温暖化、トドマツ植林地が越冬の機能となったり、餌場が農耕地まで拡大されたり・・・・・。この年の春も一ヶ月、エゾシカの駆除が行われたようです。
道東を中心に増えすぎたエゾシカ・・・農作物や植生への被害はもちろん、交通事故も起こっています。
ノロノロ運転していたら、道路脇にいたキタキツネも寄ってきましたよ。慣れてるなあ。あ~視線が痛い。食べるものありませんよ。
キタキツネは、1978年(昭和53年)公開のドキュメンタリー映画『キタキツネ物語』でよく知られるようになりました。1980年代以降、札幌などの都市部の緑地にキタキツネが定住するようになり、苦情や交通事故などのトラブルが生じています。
カムイワッカ湯の滝 到着~ ここは滝全体が温泉なんですよ~
私的に今回の旅のメインイベントです。駐車場には2台ほどしか入っていませんでした。駐車場の係り?の方に聞いたら、シーズンピークは4~500人訪れたとか・・・^^; 滝つぼはイモ洗い状態だとか^^;
朝早く、駐車場の脇から山登りに向かった登山者が、途中でヒクマと出くわして戻ってきたそうで・・・^^;
この写真はこの日の午後、知床五胡で撮影したヒグマの親子。
カムイワッカ湯の滝
なかなか迫力あります^^
ここから下流は、オホーツク海に落ちる滝ですよ~
この辺りを海側から見ると・・・
最下流にはカムイワッカの滝という「湯」がつかない別の滝となります。
翌日の知床遊覧船より
カムイワッカ湯の滝の約1km下流に、カムイワッカ川の水が直接、オホーツク海に落下するカムイワッカの滝。落差は約30m。
わき道から滝の中を登っていきます。
すぐにカムイワッカ湯の滝「一の滝」に到着。ここから奥へは、なかなか険しそうで登るのはいいが降りれなさそうで・・^^;;
「一の滝」の滝つぼに入りましたよ。生暖かく、ちょっと温いかな。この滝壷の湯温は30度くらい。滝全体がpH1.6-1.8の強酸性です。目に入ると沁みましたねー。30年前にも来ているのですが、滝までは来たものの滝の温泉には入る人はほとんど居なくて私も入るという発想がありませんでした。
その後、入らなかった事が悔やまれて・・・てなわけで、30年来の夢が叶ったのでした^^ 私たち以外には、誰も居なく、独り占めでの温泉満喫でございました^^
(ちなみに、水着&ダイビングブーツ着用しています・笑)2012.8.27
カムイワッカ湯の滝
北海道斜里郡斜里町のカムイワッカ川にかかる滝である。滝自体が温泉となっている。標高は400メートル、落差20メートルの渓流瀑である。知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイワッカ川に掛かる。川には温泉が流入し、連続する滝のそれぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。
カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため有毒であり、生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。
知床八景のひとつとして以前から知られていたが、2005年7月14日に世界遺産に登録され、訪れる観光客が急増した。一方で、落石の危険性があることから、厳しい立入規制が行われるようになった。翌2006年から車道から100メートルほどで最初に現れる小滝である通称「一ノ滝」より上流への立入が禁止された。さらに8月・9月には車両の乗り入れが制限される期間が設定されている。by wikipedia