たまには花でもどうですか?
穴場のスポットを紹介させていただきます。
こちら
京成谷津駅から徒歩8分ほど。
800種、7500株のバラは壮観で見ごたえ十分。
今はちょうど春バラの見頃で6月二週目くらいまでは行けそう。
全体の写真とお気に入りの3種をご紹介
文字通り華やかで、嫌らしくない優しい甘い香りに満たされている。虫も少なくて良かった。全体ゆっくりまわれば30分くらいだと思う。
気になったバラの写真3選。まじで花の知識は乏しすぎるので直感です。下手なソムリエみたいな感想つきです。
バラといえば赤のイメージが強かったがこちらは赤黒く吸い込まれそうな深みのある色。落ち着いていながら存在感のある「いい年の取り方をしたスーパースター」のように感じた。香りも甘さだけでないフレッシュさもあり虜になった。
次はこれ
藤色。暖色系それも強い色が多いなか目を引いた。香りも森の空気を思わせる、思わず深呼吸したくなるような「透き通った青さ」を感じた。「きれいなバラにはトゲがある」といわれる通りほかのバラにはそれなりにトゲが多かったのだがこの品種にはトゲが少ないのも印象的でした。
最後はこちら
園の中でも一番目立ってなかったといえるぐらいの特徴だがこの花の前に一番長く立ち止まってしまった。花の中心を優しい光で灯したかのような黄色が花の中心から全体にひろがる。花びら自体も一度触れば崩れてしまいそうで、自分が花の本質だと考えている「儚さ」を感じた。香りも覚えていない。それでもあの花はそこにあり、場にまざりそれでいて楚々とした品がある、まさしく和音のようであった。
珍しく花をみて、思い出してしまった。
子供のときの花占いだ。
好き、嫌い、好き、嫌いで花の花弁がなくなるまで続けるアレだ。
その子は花占いが好きな子だった。
わたしは得意げに花の枚数を数えて、絶対に最後が好きになるように「これは嫌いからはじめて!」なんて花をちぎって渡していた。
その子が想うのは別の人とわかっていてもそれが微かな接点で、うれしく、楽しいわたしの限界だった。
赤いバラの花言葉は「愛」だ。
黄色のバラの花言葉の一つは「嫉妬」だという。
その時渡した花の色はもう覚えていない。