トークンポケット株式会社共同創業者中村です。
最近、このテーマで考えたいたことがまとまってきたので記事にしておこうと思います。
ビットコインとイーサリアムは非中央集権制を持っています。
特定の主体(Vitalikは目をつむる)はいませんし、透明性も担保されてます。改ざん耐性はブロックチェーンの性質上ありますし、検閲しようにもできません。
これは画期的なことです。そしてその性質上、この4つを必ず持っていないと行けないと思います。ビットコインの各国の中央銀行に、イーサリアムはあらゆる全てのステークホルダーに潰されやすいためです。
これはケースバイケースとしか言えないのですが、現状なんでも「非中央集権」と語られている事が多いと思います。
自分個人としては「個」こそが社会の構成単位として一番大事だと感じているので、特定の誰かの恣意でアカウントを消されるとか、停止されるとかそういうのは基本的に避けたいのでめっちゃ大賛成で是非推し進めてほしいのですが・・・
いざサービスを作るとなったときに、ガス代や手順の複雑さなどを考慮して、本当にその処理が必要か?となることは多いと思います。
ぶっちゃけ透明性さえ担保されていれば、「トークンの価値をさげるようなこと」「サービスの価値をさげるようなこと」「自分の持つ資産の価値をさげるようなこと」は普通のインセンティブを持つ人間なしないはずだ という前提で作られていれば、正直厳格なトレストレスは本当に必要か?という問いもあります。(実際トラストレスだったらすごいのですが、人間はそこまで確認しに行かないのです)
なんでこんなことを言うのか?というと、みんながDappsだと言っているものが多くは中央集権的なトラストレスで特定の主体なしに運営できるモデル出ないものが多いからです。
Ehtereumの場合はスマートコントラクトが公開されている物が多いです。運営が説明している内容とどの程度ことなるのか?ということを確認するべきだと思います。(ちなみに、Alis自体も2年とか3年ロックされるとWPには書いてありましたが、コード上は見えない気がします。。)
もっといえばCryptoCrystalというDappsのソースを是非見てほしいと思います。(ただ、あれもownerがいるという観点では完全な費中央集権ではありません)
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