怪談部企画
「春のオカルトまつり」
参加記事です!!
何を隠そう私も実は怪談部の一員ですからね!!
くそ怖い話いくぜぇえ!!
これは私がまだ高校生だったころの話です。今18歳なので去年くらいの話ですね。はい。
だいたいの方が通学に電車を使うと思いますが私も例に漏れず電車通学でした。
その日も学校が終わったあと、仲の良い友達と二人、帰りの電車に揺られていました。
とある駅に停車中、私は何気なく窓越しに反対のホームを眺めていました。
それほど大きな駅でもないので数人しか人はいません、その中の帽子を被ったおじさんが目につきました。特段なんの変哲もないおじさんでしたが、何故かそのときは少し気になって眺めていました。
眺めていたからといって何があるわけでもなく私と友人の乗った電車は発車しました。
電車は普通電車、すぐさま次の駅に到着しました。
電車が完全に停車しまた何気なく反対のホームを眺めていると
「あれ?あの人さっきの駅にもいなかった?」
先ほどの駅で眺めていたおじさんに似たおじさんがそこにはいました。私は違和感を感じ、友人に訊ねました。
当然ながら友人は分からないと答えました。私もひとつ前の駅でまじまじと見たわけではないので、気のせいだろうと思いました。
そうこうしているうちにまた電車は発車します。私は冗談交じりに友人にこう言いました。
「次の駅にもいたらやばくない?w」
不思議なドキドキ感が我々を包みましたが、内心そんなわけないだろうと、私も友人も思っていました。
そして電車は次の駅に到着。
反対のホームを見る私と友人は一点を見つめていました。
「いる」 完
さぁ「いる」いかがでしたか?
ちょっとホラーチックに脚色してますが実際にあった体験談です。
あれはただ似ているだけの人だったのかはたまた心霊現象だったのか、今となってはもう分かりません。
皆さんも電車に乗ることがあったらどうかホームを眺めて見てください。
そこにはこの世の者ではない何かが、あるかもしれませんよ。
↓春のオカルトまつり