Web3.0時代の働き方(前半)

もずく@キャリア対策委員です。


先日、ワインさんうめ吉さんを職場にお呼びしてキャリアセミナーを開きました。

そのときに私が話した内容をせっかくなので記事にしたいと思います。

元々はアニメーションを多用した説明だったのですが、本記事では残念ながら画像になるので、図解がやや詰め込んだ感じですがご容赦くださいませ。

また、Web3.0についてはほんの一面しか取り上げていません。伝えたかったのは、働き方の選択肢が増えるよ…ということだったので、それに関係する部分にのみ触れています。



働き方の選択肢が増える


1990年頃から普及の始まったWeb(World Wide Web)は、2005年前後にWeb2.0へと進化しました。

そして、ブロックチェーンをはじめとする幾つかの技術の発展・普及によって、いまバージョン3.0へと昇華しようとしています。


Web1.0から2.0への主な変化は、Ajax等の技術を背景にソーシャルメディアが登場したことによって情報の流れの双方向性が高まったことです。

Web1.0の頃は一部の人たちが編集者を兼ねて発信していたコンテンツが、Web2.0では無数の人たちが自由に発信するユーザコンテンツへと変化しました。


余談になりますが、これはウェブ上のコンテンツが質から量へと転換されたということであり、データ分析や機械学習の技術によって大量のユーザデータが広告マーケティングへと繋がる時代でもあります。


さて、Web2.0時代になって、誰でも簡単に自分の情報発信チャンネルが持てるようになりました。

Webが登場する前からすれば、これは人間社会における大きな一歩です。Web以前は、新聞・放送・出版くらいしか世間に一斉に何かを伝える方法がなかったわけですから。


個人が情報発信チャンネルを持つことってそんなに重要?…と思う人もいるかもしれませんが、「こんなことができる人間がここにいるよ」ということを世界中の人たちに向けて発信できるようになったのです。

言い換えれば、誰でも“収入”を得るための広告を世の中に発信できるようになったということです。


ここで一旦、「働き方」についての歴史を見てみましょう。

産業革命より前は、現在のような形でのサラリーマンというのはあまりいませんでした。雇われ人というのは存在したのですが、手に職を持っている人たちが必要に応じて集められるというギルド的な働き方が中心でした。


それが産業革命によって大きく変わります。

お金を持っている人(資本家)が工場などの設備を整え、そこで働く人(サラリーマン)を募集します。

働く人たちは最初から手に職を持っている必要はなく、工場の中で技術を身に着けていきます。言い換えれば、いつでもすげ替えられる“コマ”となりました。


資本家はどんどんお金を儲けて大資本家になり、戦争で国がリセットでもされないかぎり、なかなか一般人が起業することは難しい社会へと変わりました。

それを変化させたのがインターネット(≒ウェブ)です。

ウェブの登場によって情報発信のチャンネルが増え、また、インターネット上でのサービス業やソフトウェア開発など、資本が少なくても始められる事業が爆発的に増えました。


そしてWeb2.0への推移によって、資本家でなくても、個人やチームといった単位で働くことが容易になったのです。

1990年代にいち早くウェブ開発に飛びついた学生たちで、いまもフリーランスやスタートアップをしている人が結構いるかと思います。

これまた余談ですが、いまから考えるとお遊びみたいなウェブサイトを作って小銭を稼ぎ、そのまま起業した人たちも結構いました。


個人(フリーランス)も増えましたが、これからの時代で注目したいのはチームとしての働き方です。

この部分を分解してみると、例えば、プログラミングが得意な人、イラストが得意な人、広告・宣伝が得意な人、ウェブサイト制作が得意な人が集まって依頼人から仕事を受ける…といった産業革命前のギルド的な働き方が復活しています。


仕事の依頼や受託もクラウドソーシングによって手軽になりました。

いきなりフリーランスというのは怖いけど一人で仕事を請け負うほどの時間もない…という人には、クラウドソーシングを利用してチームを組み、ギルドワーカーとして副業するのも良いかもしれません。

また、そうしたギルドワーカーを束ねるエージェントという仕事も面白そうです。


私の学生時代のバイト先の店長(定食屋)は、料理人になる前は土方をやっていたのですが、元請けからポンと200万円もらって、これで好きに人を集めて材料を買ってこれこれの仕事をしろ…というスタイルだったと聞きました。

仕事に応じて、腕が信頼できる仲間を集めて予算内で仕事をするのです。

当時、かっこいい働き方だな~と思ったことを思い出します。




以上で前半の話はおしまいです。

後半、Web2.0時代の働き方がWeb3.0によって加速します:)


公開日:2019/03/13
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  • もずく・Ð・図解屋
  • @mozk
難しいことをできるだけ簡単に説明することにもずく生命を賭けています/魔法使いオズモン/Web3.0な世界に期待/Trust日本Telegramアドミン/Twitter: @mozk0x
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  • at1003
  • 1ヶ月前

本当に分かり易い!説明の仕方も参考になります

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  • WhiteRabbit
  • 3ヶ月前

図解3.0 . 👍

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  • motoko
  • 3ヶ月前

この記事は日本中のあらゆるお仕事をしている人に見てもらいたいですね!

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  • Daisaku
  • 3ヶ月前

勉強になりました。ありがとうございます。とてもわかりやすいです。

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  • DAI
  • 3ヶ月前

分かりやすくて面白く読ませていただきました。
「働き方」という視点で、WEB3.0を考えたことは無かったので、続きが楽しみです☆
業種によって、大きな違いが出てきそうですね

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