[入門編]Web3.0ってどんなもの?《前篇》

もずくです。


ビットコインなどの仮想通貨はブロックチェーンという仕組みによって実現されていますが、ブロックチェーンによって実現されようとしているものがもう一つあります。それが Web3.0 です。

この記事では、新しいウェブの世界である Web3.0 について、できるだけわかりやすく説明していきたいと思います。


☕ 本シリーズは正確であることよりもわかりやすさを優先しています。この記事を読んで「ん…?」と思われた方は次のステップに進むとよいでしょう。



Web 1.0


Web3.0と呼ばれるということは、その前に 1.0 と 2.0 もあります。

Web1.0というのはウェブが一番最初に普及した頃のウェブのことです。スマートフォンや今のようなSNSが普及するより前、ネットワークの速度がとても遅かったときの話です。


ある文章(ウェブページ)から別の文章に飛んでいくことのできるリンクという仕組みと、インターネットという世界中に張り巡らされたネットワークのおかげで、私たちはマウス片手にネットサーフィンができるようになりました。


Web1.0では、たくさんのウェブページをウェブサーバというコンピュータに集めて、そこにみんながウェブページを見に行きます。これをクライアント・サーバ方式といいます。クライアントはお客さん、つまり、ウェブページを見ようとする私たちのことです。


☕ Web2.0もクライアント・サーバ方式ですが、Web3.0はピア・ツー・ピア(P2P)という別の方式も組み合わせて使います。



Web2.0


いま私たちが体験しているウェブの世界は Web2.0 と呼ばれます。

Web1.0のときに比べて通信速度が大幅に速くなり、ウェブの技術も改良されて複雑なことができるようになりました。スマートフォンが出てくる前後の2005年頃からWeb2.0の時代と言われます。


Web2.0になると、ウェブブラウザでメールや買い物をしたり、写真や動画などのデータを保存しておいたり、いろんなことができるようになりました。いまの中高生くらいだと、テレビよりもYoutubeを見ているという人も多いかもしれません。


それからWeb2.0では、いままでウェブページを見ているだけだった人たち(ユーザ)も簡単に情報発信ができるようになりました。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿することがそれにあたります。もしかしたらALISのようなブログを書いたことがある人もいるかもしれません。


☕ SNSに投稿するということは、サーバに集められているウェブページの一部を自分たちが作って公開しているということです。そうやってSNSなどに投稿した情報(データ)のことをコンテンツといいます。



Web2.0と個人データ


Web2.0では、買い物やメール、SNSでの情報発信などにより、膨大なデータがサーバに集まります。自分の発信したコンテンツだけでなく、ログインIDやカード情報、写真や動画などなど。


そしてサーバの背後には、そのサービスを運営する企業がいます。

例えば、Amazonのサイトで買い物をすると、何をいつ購入したかという個人データがAmazonという企業の手に入ります。本名と住所、カード情報などもAmazonに渡しています。


こうして企業にデータを渡してしまうことは危険かもしれません。


ハッキングで個人データが流出!というニュースをときどき耳にしますね。

少し前には、Skypeというビデオチャットのやりとりが米国家安全保障局(NSA)の職員に盗聴されていたということもありました。



データは企業に渡しておいたほうが便利…?


でも一方で、個人データは企業に渡して管理してもらったほうが便利だ…という見方もあります。

Amazonで購入履歴を見られるのも、ワンクリックで発注できるのも、好みの商品を勧めてもらえるのも、Amazonが私たちのデータを持っているからです。


それに、自分でデータを管理するのは面倒ですし、もしかしたらパソコンやスマホが壊れてしまうかもしれません。企業にデータを置いておいたほうがまだ安全な気がします。


個人データを企業に預けておくと、他にもいろいろとメリットがあります。


Instagramで写真を投稿したらTwitterでツイートされたりなど、いろいろな形で企業は個人データを共有利用していて、私たちはその恩恵を受けています。

企業に自分のデータを預けることの不安より、その利便性や安心感のほうに期待している人が多いのではないでしょうか。


☕ 正確には、個人データそのものを共有しているのではなく、個人データを利用する権限を共有しています。アプリの連携を求められたりすることが時々ありと思いますが、あれです。




少し中途半端ですが、ここまでが《前篇》です。

次の《中編》では、ウェブ上での取引の話をしたいと思います。



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公開日:2018/06/13
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難しいことをできるだけ簡単に説明することにもずく生命を賭けています/魔法使いオズモン/Web3.0な世界に期待/Trust日本Telegramアドミン/Twitter: @mozk0x
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