初めまして。
この度ALISデビューしました、mu(-ω-)(むー)と申します。
早速ですが簡単に自己紹介をさせてください!!
うさぎとゲームが大好きです。仮想通貨に興味を持ったのは2017年12月、ツイッター暦5ヶ月、ブログ暦 2ヶ月のぺーぺーのペーです☆
主にTwitterでブロックチェーンゲームについてつぶやいています♪
さて、私のALIS初投稿のテーマを発表します。
です!!
私自身、三度の飯よりゲーム!!(`・ω・´)
というくらい自他共に認めるゲーム廃人なのですが、ブロックチェーンがゲームに組み込まれたら今より面白くなるの?需要あるの?と思い、自分なりに調べてみました。いつものブログとは違う感じで真面目に書きたいと思います!!記事はちょっと長めです(普段のブログが適当な訳じゃないお!!)
ブロックチェーンとはざっくり言うと『改ざんできない消えない記録台帳』の事を言いますが、それとゲームがどう関係するのかということです。
みなさんご存知ポケットモンスター、縮めて"ポケモン"を例にして紹介していきたいと思います。
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ポケモンのゲームは簡単に改ざんできます。
現在は規制が行われていますが、メルカリなどのフリマアプリ内で不正にコピーされたマスターボール(必ずポケモンを捕まえられるボール)や、改ざんによって生み出された高スペックの(=高個体値、いわゆる6Vと呼ばれる)ポケモンが多く出回っていた時期ありました。高個体値のポケモン自体は改ざん(チート)しなくても作ることが出来ますが、それまでにかなりの時間と労力が必要になるのです。
もちろん改ざんは違法ですし、公式の大会であれば改ざんしたポケモンを使うことはできません。
また、グレーゾーンだと思われている行為(抜け道)として、大会等で"改造ポケモン"そのものは使わずに、その"改造ポケモン"を親にしてたまごを産ませ、生まれたポケモンに親の個体値を遺伝させる人もいます。(親の個体値は遺伝しやすいです)こうすれば、改造ポケモンだと判断されないからです。
これはいわば、ズルですよね。これではフェアな状態でゲームを楽しめないです(´・ω・`)
---それではブロックチェーンの技術を使えばどうなるか?('ω')ノ---
そもそも、改造ポケモンは生み出せないですし不正コピーもできません。更にフェアなバトルを楽しむために、ポケモンの入手ルートを確認することができます。たまごであば親のポケモン、その親の親のポケモン…だったり、通信交換したポケモンであれば一番最初の持ち主までブロックチェーンの記録を辿って確認する事が出来ます。
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異なるゲーム間のデータ移動が可能になる
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ブロックチェーンゲームではキャラクターやアイテムのデータはトークン化されているため(一部例外あり)、イーサリアムなどの仮想通貨同様にウォレットから他のプレイヤーへ送金することが可能です。ゲームに特化しているイーサリアムのスマートコントラクトの1つとして"ERC-721"という規格があります。ERC-721は代替不可能なトークンとして登場しました。ERC-721には遺伝情報を含んでいます。
…代替不可能?遺伝情報?ん?(・ω・)
【代替不可能な物の例】…ライブのチケット、土地など
ライブチケットは、例えばミスチルのライブチケットはあくまでも"ミスチル"のライブのチケットであり、他のアーティストのチケットでは入場できませんよね。このライブチケットには日時・座席(〇列△番目)の情報や名前が入っているものもあります。チケットはなくしても原則再発行はできません。
所有地も自分の土地はその"土地"でしかなく、他の土地を所有地として置き換えることはできません。
このECR-721をポケモンに当てはめてみましょう。ポケモンは同じ見た目でも入手方法を初めとし、性格・ステータス・バトルによる経験値まで個体ごとに全て異なります。
そしてこのECR-721はイーサリアムのブロックチェーン上を行き来することができます。
わかりやすい例を挙げます。個々の3DSで発売されたポケモンのソフトは今まで遊んでいたソフトから最新のソフトにポケモンを転送する機能があります。"ポケモンバンク"と呼ばれるインターネットのクラウド上に一時的にポケモンを移動し、預けたり引き出したりすることができる有料機能です。
今は上の図のように古いゲームと新しいゲームをポケモンが行き来することはできませんが、これがERC-721規格を持つと
このように横の動きができるようになります(*'ω'*)
********************************************************************* 永遠の相棒
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例えば初代ポケモン"赤・青・緑"にこのブロックチェーンとERC-721が備わっていればどうなるでしょう。
ステータスも性格も"初代赤"で手に入れたピカチュウそのものなのです。
同じECR-721規格を持つ物同士で移動する事が出来るということは、例えばもっと夢のある話をしますと、この"初代赤"で手に入れたピカチュウをそのままスマブラで戦わせたりすること(複数のゲームと互換性を持ち、クロスゲームと呼ばれる)も、可能という事です!
――それこそ、サトシが最初からずっと一緒に旅をしているピカチュウと同じであり本当の意味で真の相棒だと思いませんか?
今も、上記のポケモンバンクを使えばステータスなどはそのままにポケモンを移動させる事が出来ますが、移動してきたポケモンは一見同じように思えて実はそうではありません。一部のソフトでは一度ポケモンを移動させたら元のソフトに戻せない(先ほどの図では『転送』という表記になっています)こともあり、つまりは新しいソフト用にデータを変換しているにすぎないのです。
そしてポケバンクは任天堂という中央で管理する会社が存在しますので任天堂がサービスが終了すると当然ポケモンの移動はできなくなります。また、仮に管理しているサーバーが何らかの理由でダウンしたとしたら最悪の場合ポケモンが全て消えてしまう事もあるかもしれません。
非中央主権であるブロックチェーンの技術を使えば、そのようなことが起こる可能性は非常に低くなります。
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ブロックチェーンゲームの今後
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現在のブロックチェーンゲーム業界はゲーム自体のおもしろさというよりも、運営は技術的な面で試行錯誤したり利益(イーサリアム)を得るため独自通貨の流動性を高めることを目的としているものが多いです。正直そんなことはゲームをプレイするユーザーにとってはどうでもいいことです。また、何かアクションを起こす度にトランザクションが発生しますのでその費用(GAS代)や処理時間を考えていては楽しくゲームをすることはできません。むしろ逆にストレスです。
これは仮想通貨(イーサリアム)を使用するゲームという性質上仕方のないことだとは思いますが、そこを今後どう補っていくのか、そしてこの記事で紹介したようなブロックチェーン技術のメリットを存分に活用して、今まで見たことのないブロックチェーンゲームならではのオモシロ作品が出てくることを期待しています。今後の動きに注目したいです(/・ω・)/☆
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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