すずきと申します。国産ERC20トークン「KanadeCoin」の開発・運営を通じて、普段は企業へのブロックチェーン導入提案などを行っております。
このたび、前々から気になっていたALISで記事を書き始めることとなりました。まずは僕の自己紹介および、ALISを使う上で期待することをまとめたいと思います。
「非中央集権を実現する」「価値移転のボーダーレス化」「従来のシステムを非常に安価で簡単に再構築できる」といった仮想通貨やブロックチェーンの可能性に惹かれて、2016年12月にビットコインを始めて購入したのが僕の仮想通貨デビューです。
それから色んな面白い仮想通貨プロジェクトをどんどん見つけ、これまでICO参加も含め数十種類の仮想通貨を購入してきました。今はだいたい含み損ですが、昨年のバブルで運良く一部を売り抜けられたため、トータルでは損しなかったのが救いです。
2018年4月には、同じく仮想通貨に関心が強かった知人のエンジニアに誘われ、開発したERC20トークン「KanadeCoin」のプロジェクトを立ち上げ。コミュニティ作りから資金調達、上場や簡単なDappsのリリースも経験しました。
今は「個人や中小企業の制作・創作活動を支援する」というKanadeCoinで掲げたミッションを会社ベースの活動へ拡大し、企業へのブロックチェーン導入支援事業をメインで行っています。
ALISでは、仮想通貨やブロックチェーン、トークンエコノミーを用いたビジネスモデルの提案や既存ビジネスの検証といったことを主に書いていきます。
僕がALISで執筆をはじめようと思った理由は、「仮想通貨に精通する方々に、ビジネス的な観点での仮想通貨の可能性を改めて認識してもらいたい」というものと、さらにはそれを通じて「すずきに興味を持ってほしい」というものです。
現状において、仮想通貨はどうしても「儲かるかもしれない投機手段」としての見方が非常に強い印象があります。それ自体は悪いことではないと思うのですが、本質はやはり「世の中をより良くできる革新的なシステムである」という所にあるでしょう。
僕はエンジニアではないので、仮想通貨やブロックチェーンのシステムの完成度、素晴らしさはコードレベルで理解することはできません。しかし一方で、不動産や広告、地方創生、Webメディアなど幅広い業種に関わったり、周囲の様々な業種の起業家に揉まれている経験から、ビジネスの観点での有用性には大きく着目しています。
そのため、そうした「ビジネスの観点からの仮想通貨情報の発信」ということにこだわって、色々と情報を不定期に発信していければと思っています。そして、それを通じて、共に仮想通貨の未来をプレーヤーとして作り、企業に導入提案を進めていける仲間を作れれば一番嬉しく思っています。
なお、ALISで頂いたトークンは、他のユーザーの皆様への投げ銭および、企業活動の原資として利用することを考えております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。