クリスペのシマリスク等、新シルバーの価格が高騰してますね。
ドロップした方々が羨ましい…。
(イーサマーケットでも0.046ETH(約1,000円)で買い取ってます)
前回の記事でまた別で!と言っていた、なぜ、イーサマーケットではゴールドとか限定カードとか(今のとこ)取り扱えないかについて書きます。
■なぜゴールドカードとかのNFTを取り扱えないの?
■なぜシルバーカードはOKなの?
■結局のとこ、ゴールドとシルバーの違いは?
■じゃあ、古物商とれば?
※ 本記事は個人的な解釈です。法律に関連する内容の詳細や、より正しい解釈は弁護士等にご相談下さい。
あくまでも個人的な解釈ですが、古物商許可が必要なのではと。
古物商許可とは、「古物」を個人から買取、販売するのに必要な資格のことですね。
この資格を持たずに古物を買取、販売すると捕まります。
ゴールドカード等のNFTは電子データなので、古物?なの?
…という疑問が出てくると思うのですが、
この古物という定義には、例えば電子チケット等の実物が実在しないデータ等も含まれています。
法律的には
「1度個人が手にしたものは「古物」にあたる」
とされているそうですね。
ここでいう「個人」は個人/法人の意味での個人で
「手にしたもの」というのは所有権を有したもの
という考え方で概ね間違ってない認識です。
つまり、未使用だろうが、電子データだろうが、なんだろうが一度個人が所有権を有したものは「古物」になると考えます。
これらの古物を事業性をもって、買取、販売(いわゆる転売)をすると
捕まります。
「事業性をもって」とは、
たとえば、
Aさんが自分で使うためにゴールドカード買って、しばらく使ってたけど
環境変わって使わなくなったからBさんに売りました。
とかなら事業性が無くOKだと思います。
個人的に商品を買って、不要になったので売っただけなんで。
ただのエコロジーで素敵な人ですね。
しかし、Cさんは自分での使用を目的としておらず、
転売による利益のために買取り売りました。
それを反復性と継続性を持って続けました。
これは事業性があると思います。
つまりAさんのように事業性がなければ(多分)OKなので、
たまにとかならOKなんじゃないですかね。
この「たまに」とかいう定性的な部分は裁く側の感覚なので、難しいとこですね。
個人的な利用のためにやっている!!!
といくら言い張っても裁く側がNGと言えばNGですね。
イーサマーケットとかは反復性をもって買取、販売を継続しているので事業性があり、これをNFTでやるとまぁ恐らくNGだと思ってます。
どのくらいの規模ならセーフなんだよ!!!
ってところはわからないです。
むしろ教えて下さい。笑
個人的な解釈ですが、シルバーカードは「所有権」を持ってないですね。
「所有権」とは
「特定の物を直接かつ全面的に支配しうる権利」
というよく分からない内容ですが、
簡単にいうと、その物を自由に扱える権利ですね。
シルバーカードの所有権は実はプレイヤーにありません。
なぜかというと、
例えばクリスペの運営会社やサービス(以下、運営)がなくなったら、
シルバーは消滅します。
例えば運営の意思が変われば、シルバーは使えなくなります。
シルバーは、プレイヤーの意思でゲーム外に持ち出し、管理することが出来ません。
運営がシルバーカードを自由に扱える権利を持っていて
プレイヤーは最終的に運営の方針に従うしかないです。
つまり!!シルバーカードの所有権は全て…運営にあります!!(多分!!)
なので古物ではないですね。
個人が1度も所有権を有していないので。
Ownerがプレイヤー名となっていても、真のOwnerは常に運営です。
まとめるとシルバーの売買はRMTと同じですね。
所有権を持っている運営がNGと言わなければOKです。
ゲーム外に送信でき、個人が自由に扱える権利があり、ウォレットに存在していれば運営は削除などの操作を出来ず、所有権は個人にある。
所有権は個人にあるので、プレイヤーが買った時点で「古物」
ゲーム外に送信できず、運営はカードの削除、使用の制限、
内容の変更等、自由に出来る。
つまり、所有権はクリプトゲームス株式会社。
所有権がクリプトゲームス株式会社から移動していないので「古物」ではない。
むしろじゃあ我々は何を買って売っているのか(哲学)
営業所設立とか申請とか費用がかさむのもありますが
一番の障壁は、「古物」を買い取る際に売り手の身分証を確認し、
その情報を保管しないといけない部分ですね。
つまり、ゴールドカードを買取るたびに免許証のコピーとかもらって
本人確認 + その情報の保管をしないといけないです。
皆さんもよく分からないnakataとかいうnakataに本名とか住所とか知られるのって少し抵抗がありますよね。
私もセキュリティとかガチガチにしようと思ったら
それを実現する技術力には自信がありますが
個人情報をwebを介して抱えるリスクは、 まだ、今は取れないです。
色々不穏なことを書きましたが、NFTも自分で使ったカードが不要になったから売るとかならOKだと思います。
派手に転売しまくってめっちゃ儲けたわ!!ってなるとどうなるか分からないので
事前に弁護士に相談するか
むしろ誰か試して下さい。
正直なとこ、新しい分野なので、どうなるかは私には分からないです。
全然オッケー★ってなるかもしれません。
ならないかもしれません。自己責任でお願いします。
あと、間違っているところがあれば是非教えて下さい!
あれの事業は古物の買取、販売ではなく、データ転送サービスじゃないんですかね。
よく分からないですけど。日本人が運営したらNGとかあるんですかね。
なければそれも一つの道ですね。