ALISを中心としたアートを応援するために発行しました。
発行総数はBTCに倣って、2100万枚。
ただ、発行するだけえは、TOKEITOKENの認知度は一向に向上しません。
そのため3度に渡るエアドロップを行いました。
理由は、単純明快でおそらくここのユーザーはきちんとルールを守ってくれると判断したからです。
そのため、提供枚数も少し多めにしています。
予想通り、100%誰一人ルール違反することなくスムーズに行えました。
簡単なアンケートに答えてもらうだけで、TOKEIトークンをゲットできるようになるべく質問も簡単になるように
工夫しました。
その結果、先着100名に対して120名以上の応募があり大盛況に終わりました。
ちなみにここではこんなアンケートをとっていました。
ここでは、ルール違反が少数見受けられました。
といっても、アドレスの入力間違いくらいですが。
最後のエアドロップはトークンエコノミーを絡めて行いました。
実験的な要素を多く盛り込みました。
そのツイートは以下の通りです。
1.とけいをフォロー&RT
2.下記フォームを入力
3.3P6Arv8GHYHQ1QbwULhJYMQeSpa158B72BZに送金
4.頂いたトークンを確認次第、同数のTOKEIトークン配布!
期限 今日中!
上記2点を踏まえた時、他のWaves個人トークン所持者とのトークン交換しようと考えました。
この目的を果たすために選んだ手法は最初から穴だらけでした。
しかし物は試しと、あえて行いました。
この手法の最大の欠点、それは等価交換にあります。
普通、同等の価値の物を交換することで、取引は成立します。
ジュースは1本100円だから皆買うのです。
1本2000円だったら買いますか?買わないでしょう。
TOKEIトークンの3回目のエアドロップがしていることはそういうことでした。
まず、Waves個人トークンでは、発行総数が自由にきめられます。
つまり、発行総数が多いほど1枚の価値は弱くなります。
対して総数が少ないと、強くなります。
発行総数が同等のトークン同士でないと等価交換とは言えません。
また、有力なWaves個人トークンの持ち主は
まずこの交換に応じないでしょう。
1枚にいくらかの価値を見出してきているトークンと
発行したての価値のないTOKEIトークン。
期待値を見越してという性善説以外では交換はあり得ません。
そして、このシステム自体にも問題がありました。
4.頂いたトークンを確認次第、同数のTOKEIトークン配布!
という点です。
「とけいのウォレットで確認次第、TOKEIトークンをあげますよ」
つまり、とけいが悪者なら
何もあげずに白を切ることが可能という訳です。
あくまでも、とけいが「性善」であることを信じて下さいという訳です。
それこそアトミックスワップが出来れば、このようなシステムにする必要はありませんが
今回はこのような性善説な方法を取りました。
最初から、10人の応募があった時点で、このサービスを締め切ることは決めていました。
スパムやルール違反が多発すると考えていたからです。
最初の5名は、きちんとルールを守ってくださりこれはいける!と感じました。
しかし、そこから20名ほど続けて、ルール違反が続きました。
結局10名のトークン交換に40名ほどのルール違反がありました。
おそらくこの手法はもう二度としないと思います。
時間のコストの割に、収穫が少ないと判断したためです。
ただ、入力フォームにあった
「個人トークンの発行目的」だけは参考になりました。
TOKEIトークンのエアドロップでさまざまな問題が見えてきました。
日本円なら「日本政府」、株なら「会社」と「決算報告書」など。
ICOはホワイトペーパーの自由度の高さとは
裏腹に「信頼」の担保とはなっていません。
個人トークンはなおさら「信頼」などありません。
ホワイトペーパーを作成する必要もないのですし。
個人トークンは自由度が高い便利性がある反面、
あらゆる「性悪説」を見越して設計していかないと成り立たないと
今回のエアドロップでとけいは感じました。
しかし、それは仮想通貨の始まりでもある
「ビットコイン」の概論を彷彿とさせます。
そして、そのモデルさえ出来上がってしまえば、
一気に普及していくと思います。
まだ始まったばかりの文化である「個人トークン」の発行。
とけいも何らかのカタチで個人トークンの普及に貢献できればと考えています。