カケルさんの
感動しているとけい(@nonbiritokei)です
今回は記事の創出と期待度をメインにお話していきます!
ALIS内でのライター戦略1から読む
どのような記事でも、アイデアを創出するのに、時間を要します。
そして、この作業を続けることは非常に大変なものです。
当然、記事のどのジャンルにおいても、何かアイデアを創出していくことは絶対条件であり、避けて通れない道です。
身近なところからいくとユーチューバーもそうですし、作家や作曲家なども日夜、何かを創出しようと考えています。
そこで、大事になってくるのは継続です。この創出と継続は、何かを生み出す作業において重要な二大要素であり、非常に密接な関係を持ちます。
創出はアイデアを生み出す時に、必要とされる力です。
何もない状態(0)からアイデア(1)を誕生させます。
一方で、継続性はこのアイデア(1)を維持させたり(1)、発展させたり(2以上)します。
この事のどちらを疎かにしても、記事の作者としての価値が損なわれることがわかります。
創出はある種ひらめきな様なものに感じるかもしれませんが、それはある分野において、必死に考えて閃いた継続性のもとに成り立っているのです。
そのため、同じジャンルをし続けていかないと、新しいアイデア(創出)は降りてこなくなってきます。
先ほどの章を読んで、別に継続していなくても創出は可能だと考えた人はいると思います。
最初のうちはそのことは確かに可能です。なぜなら人生の中での経験(継続)がストックされているので、そのストックからアイデアを創出させていけるからです。
問題になってくるのは、創出を継続させた場合です。
小説を1作書けと言われれば、今までの経験から書くことが出来そうと思う人が多いと思います。
これが10作書けと言われればどうでしょう?
間違いなく、10作目は1作目よりも時間を要すると思います。
そして、時間をかけて出来上がった10作目は、1作目より面白いかと言われれば、それはまったくの別のお話になります。
作品を生み出す時、人はアイデアの創出を行います。そして、いろいろな苦労の末、一つの作品が世の中に誕生します。
一つの作品が世に出た瞬間、その作品は人の目に晒されることとなり、評価が決定されていきます。
これは作品の宿命であり、芸術家はその事を常に意識しておかなければなりません。
また、芸術家でなくとも一つの作品を創出して世に出すとはそういうことだという認識が必要です。
一つ作品を世に創出することで、その芸術家に対する期待度が発生します。
それは、客からの期待の裏付けでもありますが、プレッシャーにもなります。
このことを考えると、闇雲に作品を創出して、評価を得ている作家は「天才」と称されることが分かります。
なぜなら、この考察から1作目がものすごく秀逸な作品を創出できたと考えて下さい。
すると、客のみならずメディアが手放しで絶賛すると考えられます。
その状態からの2作目への期待度は凄まじいものがあり、これを苦労なしで軽々とハードルを越えていける作家は「天才」と言わざる得ません。
この作品の創出を繰り返すと、慣れからパターン化が起こってきます。これは、ビジネスにおいてはとても大事な事であり、技術向上に繋がります。
ただ作品を生み出す過程においては、むしろ悪い方向に向かっています。
なぜなら、作品のパターン化をしてしまうと、似たような思考の創出を繰り返すからです。それは、ファン(記事の読者)から前も見たなという既視感を与えてしまいます。
そして、自ら過去の作品と競合をさせてしまい、互いの作品の評価をつぶし合う結果を招いてしまいます。
結果として、作品のファンはあなたのもとから離れていってしまいます。
この事を踏まえると、期待度をあらかじめ考慮した上で、記事・作品の発表をすることが理想です。
もし自分の納得が出来る創出が出来た場合、この作品をすぐに世に出すのではなく「寝かす」という選択肢を取るのです。
自らの作品の創出と世の評価には、絶対に流れというものが存在します。
この時期を見計らって、作品を出していくことは非常に重要であり、期待度があまりに上がると感じた場合は、他の作品で様子を見ることが最善策と考えられます。
この見出しは、芸術家のジャンルの一つであるyoutuberが発言していたものです。
好きな事が一番アイデアの創出のしやすさに直結しますし、良い言葉だと思います。その上で「生きていく」ことは、お金を最低限稼ぐ事を意味します。
ファンの期待度と上手く付き合う事で、「好きなことで生きていける」のではないでしょうか?
この事から創出は継続のもとで成り立っている図式が分かったと思います。
その上で、この事を繰り返していくと難易度が上がっていきます。
アイデアのストックが切れると、途端に創出の継続が危うくなるからです。
記事のライターは、私たちにさまざまな娯楽をもたらしてくれますが、それはライターの努力の結晶でもあるのです。