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アイデアひとつで

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  • kyooo
  • 2019/10/26 05:48

昔は、リスクのとれる人が起業して、そこから賢い人たちも起業して様々な起業家が誕生しました。

現代の起業のイメージはどんな感じですか?

今の時代は、個人であらゆることが出来る時代なので、「アイデア」一つでお金を儲けられる時代!

 

ひらめきさえあれば、すでに社会人の方も学生も主婦でもあらゆる可能性は残されています✨最高ですね

 

今回の本は

「アイデアは捨てるとうまくいく」

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なぜこの本かというと、ある東京のベンチャーの方がアイデアを捨てることも重要とかちらっと言ってた。それぐらいの理由です(笑)

 

アイデアについて捨てるべき考え方が書いています。

頭の片隅にでも〇

それでは

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4つの構成に分かれています。

①「課題」を見つける

②「情報」を集める

③「企画」を立てる

④「実現」する

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Part1

「課題」を見つける ~本当の課題の探し方~

 

 

「オリエン」を捨てる

(オリエンとは、仕事の概要や期待される成果が書かれた企業が企業に対して行うもの)

 

現代はデジタル化やソーシャル化、グローバル化の波に飲まれて、生活者の価値観が多様化していて、そもそもの課題が見つけづらい時代。

オリエンは企業あ企業に対して行うもので、往々にして生活者の視点が抜けがち。

オリエンを受け取っても、ターゲット像やインサイトが浮かばない時は、一度オリエンを捨てて、生活者目線で考えてみよう!

 

『会社ではなく、生活者の気持ちになって考えてみよう』

 

「目標」を捨てる

 

目標の意味を間違えていることが多い!

「目標」とはあくまでも「目的」を達成するためのステップにすぎない。

目的というゴールにたどり着くために必要な行動やその過程を数値で示したものが目標。

目的:抽象的  目標:具体的

「目的」を設定した上での「目標」であるからこそ、良いアイデアやアクションに繋がる。

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『「目標」よりも一段高い「目的」の視点を大事にしよう』

 

「成功体験」を捨てる

 

人間はどうしても自分が経験したものの中で判断しようとしてしまう。

人間にとってはごく自然なこの感情が、本当の課題とそれを解決するアイデアを考えるにあたって最大のハードルになってくる。

過去の成功体験に縛られてしまうと、どうしてもアイデアの幅が狭くなる。

 

同じフレームワークが通用し続けるほど世の中は甘くない。先が見えない時代だからこそ

 

『過去のやり方を横に置いてみて、新しい視点を持とう』

 

「インプット」を捨てる

 

普段得ている情報は、あなたが好きな情報であったり、あなたに最適な情報がレコメンドされていたり、実は意外と狭い・偏った情報に絞られている可能性が高い!

今までのインプットを捨てて、新しいインプットを試そう!

自分の興味とは違った、雑誌・イベント・サイトを見てみる。接点のない人のSNSをフォローなど。

アウトプットがつまらないときは『インプットをフレッシュにしよう』

 

 

「肩書き」を捨てる

 

たとえば、顧客を消費者としての視点のみで見がち。その人も、会社員であったり、父親であったり、誰かの友人であったり、読書仲間であったりと、さまざまな肩書が存在する。

自分も、顧客も「ひとりの人間として」捉える。

 

『肩書を捨てれば、視野が広がる』

 

 

 

課題を見つけることがアイデアの中心となってくるので、アイデアを考える際に課題を正しく見ることは重要である。そこで捨てるべき考え方についてのパートであった。

 

前回の記事「本質思考」も課題発見のヒントとなります。このPart1との接点もあります。よかったら見てくだサイ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Part2

「情報」を集める ~デジタル時代のリアルを探そう~

 

 

「情報」を捨てる

 

現在はデジタル・ソーシャル時代であり、関連する資料やデータなどは数限りなくインターネットの海の中に散在していて、自分では処理しきれないほどの情報に囲まれています。

この情報爆発社会においては、どの情報が大事で、どの情報が捨てるかがおおきな差になってきます!

・あなたが知りたい領域の詳しい人に聞く

・店頭や、サービスを使っている人が集まる現場に出向く

このように、ネットの情報だけに頼るのではなく、「聞き耳」を立てる!

そうすれば自然と「何がポイントなのか」が浮かび上がってくる。これは逆に言うと、「大事でない情報」がはっきりと分かるということでもあります。

 

『重要な情報をどう「探す」かではなく、大事でない情報をいかに「捨てる」か』

 

「検索」を捨てる

 

検索ではありきたりな情報しか載っていないので、企画がみんなと同じようなアイデアになってしまう可能性が高い。

そもそもアイデアは思いもよらないところからやってくることが多い。

そんな発見をするためには、自分の直感を信じ、自分なりの仮説を持つことが重要。

検索は最低限のリサーチに留めてファーストインプレッションからあなたなりの仮説を考えてみよう!

そして、その際には自分が興味のある「一見すると関係のなさそうな情報」と掛け合わせてみる。

検索では出会わない「思いもよらない情報」に出会う機会を作るべき。

『「検索」という究極的に「効率」を求める世界とはまったく逆の行動をすることで、誰もが思いつかないようなアイデアを生み出すことが出来る』

 

「整理」を捨てよう

 

ひとつの仕事を始めるだけで、すぐ多くの資料や情報が集まってきて、さらに関連する情報の資料などでフォルダの中はすぐにいっぱいになってしまう。さらに、日常的に触れているSNSやコミュニティからの情報も日々更新され続けています。

こういった情報の洪水の中では、どういった情報整理法がよいか。

そんな時はいさぎよく情報整理を捨てて、情報をインターネットの海に放してみましょう!

ちょっと面白そうだと感じた情報や資料をSNSや社内に流していく管理法で良い!

流すことによって他者との化学反応が起きる!また、情報整理という面倒な作業からの解放!

『一人で情報を抱え込まず、情報をシェアする感覚を身につけよう』

 

「コスパ」を捨てよう

 

「コスパ」という考え方は何事にも「効率」を求める世の中の流れにフィットしていることで一般化し、何を買うかだけでなく、どこに行くか、誰と会うか、何をするかといった行動のすべてを「コスパ」という効率面だけで判断するようになってきている。

コスパを追求した先には何があるでしょうか?

 

コスパを重視して損しないように行動すること自体がインプットのコモディティ化ひいてはアイデアのコモディティ化を引き起こし、それが自分の価値をコモディティ化させ、結局はかけた労力に見合わないリターンしか得られていないということになる。

付加価値のあるアイデアを開発しようとするならば、まず「コスパ」という行動の基準を捨てましょう。

 

『一見ムダな中に本当の価値がある』

映画ファンの間には、「生涯の1本に出会うために、100本のムダな映画を見なさい」という言葉がある。

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Part3

「企画」を立てる

~「捨てる」ことでアイデアは広がる~

 

「自分で考える」を捨てよう

 

これまでのアイデア発想は、一人で考える方法論に重心が置かれていました。

しかし、今のデジタル・ソーシャル時代では一歩進んだアイデア開発にしよう!

ポイントは「自分の脳だけで」考えるのではなく、他の人の脳を動かして一緒にアイデアを作る。

オススメは「SNSオープンブレスト」

→何か面白い情報やネタ、アイデアの元が浮かんできた時に、すかさずそれをソーシャルメディアに投げかけてみる。

これまでは、いかに打ち合わせに「みんなの知らないネタを持っていくか」が勝負だった。

しかし、とっておきのネタを先に皆に披露してしまう。そうすることによってそのネタのポテンシャルを見てみたり、さらにアイデアの幅を広げることが出来る。

 

『他人の脳を最大限に活用しよう』

 

「差別化」を捨てよう

 

差別化とは、いかにしてライバルにはない独自の価値を創造してプレミアムな価格を提供できるかを実現する戦略であり、長年、競争優位を生み出すための基本戦略として重要視されてきました。

競争優位を実現するひとつの手段としての差別化戦略だったのですが、差別化戦略こそがブランドを確立する戦略だという風に使われている現場も多いです。よく言う手段の目的化ですね。

差別化戦略だけがマーケティング戦略に必要な要素ではない。

「差別化」を捨てて考えてみると、別の視点が得られる!

競合との差別化を考えないということは、自分のブランドを深く洞察してみるということです。自分のブランドの本質価値を掘り下げてみる。

生活者の視点からブランド戦略を見直してみる!あなたのブランドの顧客をしっかりと見直そう!

 

たとえば、プリンが風邪の時に食べられているという、ユーザーの本音とブランドが気づいていない価値に気づければ、風邪の時期にプリンのプロモーションが出来ますよね。

 

「枝葉」を捨てよう

 

企画の「枝葉」の部分を捨てて、中心となる部分にフォーカスしたとき、残ったコアなエッセンスが魅力的なアイデアであれば、相手の興味を引く付け、ビジネス的に可能性があるかを伝えやすい。

 

枝葉の情報を捨てて、アイデアの本質を見つめてみましょう。

(前回の記事:本質思考)

 

『あなたの企画を「ひと言」で説明するとどんな企画ですか?』

 

「案」を捨てよう

 

多くの案を考え、そこから1つの案を選ぶ際の考え方。

 

感性で考えて、理性でチェックする

まずは感情や直感の右脳で自由に考えてみて、その後にロジックの左脳でチェックしていくといったように、自分の中で二つの面からアイデアを見ていきましょう。

 

そもそもアイデアには、みんながWowと感じるいわばマジックのような非連続的な発想のジャンプが必要です。だから最初は思い切って振り切って考えてみるのです。完璧さは必要ありません。

あえて、自分の中にあるロジックのリミッターを外して発想を広げてみることによって、普通ではたどり着かないところまで意識的に飛んでみましょう。

そして、その後は自分の性格を切り替えて、ロジックでチェックして合わない案を捨てていけば良いのです。

しょうもない、センスのないアイデアを口にするのは恥ずかしいですが、全て出したほうが考えは広がります!周りにスジの悪いアイデアを出している人がいても尊重するように。

 

 

企画を通すには、関係者がそのアイデアに「腹落ち」する必要があります。

だからこそ、最初は相手やターゲットの求めることを「感じて」アイデアにするのです。

そこで共感したうえで、目的や目標に向けた戦略やロジックとの整合性を説明できれば。「腹落ち」オッケーです!

 

『ロジックとマジックを両立しよう』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Part4

「実現」する ~どうやって説得し実現していくのか~

 

 

「まとめ」を捨てよう

 

企画もある程度まで進んできていくつかの方向性が見えてきた時、そのアイデアたちを上手くまとめたくなりませんか?

「企画の提案は三つの方御構成があります。まず一つ目は、、、」といったように企画をまとめます。

しっかりと全体を俯瞰した上で抜けや漏れの内容に全方位に気を配り、いろんな要素を入れ込んだアイデアは一見ちゃんとした提案のように見えます。

提案してみて、「間違いではないけれど、何となく面白くない」「今一つ乗り気がしない」といった反応の場合は、一度提案のまとめ方を考え直す必要があります。

 

こんなときは「まとめ」を捨ててみましょう。

まとめる前のラフなアイデアやちょっと変わった方向性のアイデアをそのまま相手にぶつけてみるのです。

 

ゆるっとしたアイデアの状態の方が企画意図のニュアンスがよく伝わる。

そして、みんなが突っ込んでくれるような余地を残すことも大事。相手の意見との化学反応が起きやすいし、アイデアの実現に向けて進む力も出てくる。

あまりにも完成されたアイデアは簡単に突っ込めずあまり企画が盛り上がらないことが多い。

『引いてみよう』

 

「計画」を捨てよう

 

今はダイナミックな変化の時代。状況が変わり、企画の前提が変わることも珍しくない。

企画自体をその時その時に合わせていく必要がある。

 

事前にすべて決め込んでアイデアを作りこむのではなく、大きな方向性やイメージだけを共有して、具体的な施策などはその場その場の状況に応じて変化させていくのです。

安全策を捨てて、時代の波をしっかりと捕まえていきましょう。

 

『地図よりコンパス』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ひとつのアイデアにたどり着くために様々な先入観を捨てましょう!という内容でした!

1つのアイデアを導くために捨てられたアイデア達はアイデアを導く土台となり、無駄にはなりません。

 

これまでの自分を捨て、自分が変わっていくのを楽しもう!

 

 

情報多過のデジタル時代にあなたは何を捨てるか。

 

では。

 

 

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