昨晩は頭痛が酷かったのでバファリンを飲んでさっさと寝てしまったのだが、あまりに早く寝たせいか午前3時頃に目が覚めてしまった、爺さんか。雨も上がり気温も暖かかったので散歩に行くことにした、爺さんか。
今回は田んぼを歩いてみることにした。
こんな道を入って行く、これはカメラの感度を限界まで上げているので実際はもっと暗い、この辺は町の明かりが遠くに見えるのでまだ写真が撮れないこともない。
街灯があるところはこんな感じで見えるのだが、
街灯が無いとこうなる、昨日は月が雲に隠れていたせいもあり、真っ暗だった。
足元は何となく見える、しかし地面があることはわかる、程度の見え方でしかない。周りは数10m先くらいまで何となく見える、しかし道がこのまま続いているのか先が田んぼなのかは見えない。
なぜこんなところが歩けるのかと言えば、手にドラクエウォークを持っているからである。ドラクエウォークの地図は最低でも車1台通れるくらいの道までしか表示されないので、表示されているところを歩いているならば、ある程度信用できる道がそこにあるということなのだ。いきなり田んぼに足を突っ込むようなことにはならない。
自力で歩くのは無理だ、道がどこに続いているか見えない、曲がり角も見えない、足元がコンクリートなのか土なのか、靴底の感触からしかわからない。
そうなると主にドラクエウォークの中を歩いている自分の位置を見ながら歩くことになるのだが、そうしているとだんだん本当にドラクエの世界を歩いている気がしてくるのだ、風の感触も靴底の感触も異世界のものになってくる、150m先に城があるような気がしてくる、普段は現実の景色が見える、だが暗すぎて見えない、150m先なんて全く見えない、城が建っていると言われれば建っているのかもしれない。周りにウロウロしているモンスターも暗くて見えないが、そこにいるかもしれない。
たぶんスマホの電池が切れたら朝日が昇るまで動けなくなる、そんなところ徘徊してきた、ちょっと楽しくなってしまったので今度は山か海の方にでも向かってみようかと思っているが流石に危険なのだろうか、なんだかんだで根が都会っ子なのでその辺がよくわからない、月が出ている夜なら大丈夫だろうか、だがこの遊びの面白いところは周りが全く見えないということなので出来れば曇りの日に行きたい、今晩も曇りのようだ、旅立ちたくなってしまう。
面白いのでオススメの遊び方、と言いたいのだが、おそらく危険なのでオススメはしない。用水路に落っこちて本当に異世界転生してしまう可能性もないとは言えない。
今回は暗すぎてほとんど使える写真がなかったがサムネの写真は気に入っている。
街灯の下に何か得体の知れないものが立っていて欲しい。