Alisのソースコードを読んでみたら凄かった

初投稿です。Fantasfic(https://fantasfic.fun)という仮想通貨絡みの創作投稿サイトを開発しているsaradaと申します。

Alisさんは嬉しいことにソースコードをオープンソースとして公開してくれているということで、少しですがソースコードを読んでみました。ソースコードはこちらのGitHubで公開されているようです。

ライセンスはなんとMITライセンス。これはこのソフトウェアを使用しているよという表示さえすれば自由に改変したり商用利用しても良いというライセンスで非常に緩いライセンスです。

コード所感

フロントエンド

フロントエンド(ユーザーに見える部分)はNuxt.jsという流行りのフレームワークを使用しています。シングルページアプリケーションと呼ばれる高速に動作するウェブサイトを素早く構築することができるフレームワークで私も非常に注目しています。好きな技術を使ってくれているとなんだか嬉しくなりますね。

UIコンポーネントはAtomicデザインで分割しています。これもここ数年で利用が広がってきたコンポーネントのデザイン手法です。全体的に近年定着しつつあるセオリーを十分に活かして開発されているようでとても好感が持てる設計です。

UIフレームワークなどは使っていないようです。独自に全コンポーネントを記述しています。UIフレームワークは開発を早める一方でデメリットもそれなりにあります。そして開発が進むにつれてそのデメリットが顕在化してくるのです。独自にコンポーネントを記述するという選択もまた素晴らしい。

サーバーサイド

なんとAWS LambdaとPythonによるサーバーレスアプリケーションとして実装しているようです。これには少し驚きました。サーバーレスアプリケーションも近年の流行りではありますが、全面的な適用というのはまだまだ少数派だからです。サーバー管理から解放されることやコストの削減に繋がるため注目されているものの独特な開発となるため全面的な適用は敬遠されがちです。僕もやりたくないです。しかし、全面適用でしっかり一つのサービスを作っているのだからたいしたものです。

ここまでサーバレスへの想いが強い開発なのでDBは当然DynamoDBのようです。これもサーバーレス技術のひとつで分散型DBでありサーバー管理をAWSに任せられます。サーバーの性能もダウンタイムなしでウェブのパネルをぽちぽちするだけで上げられる優れものです。が、やっぱり色々と癖が強くて扱いは面倒なところがあります。僕も大昔の案件で使ったことがありますが、やはり全面適用は避けたい技術と感じました。

簡単にまとめ

まだちょっとした見れてないけど、これだけのコードを公開してくれるってものすごいことで、とても感動しました。近年の流行りを取り入れていることもありかなり勉強になります。時間のあるときにもっと読み込みたいと思います。