僕は学生時代からバスケ部に所属し、それ以降10年以上ジムに通ってわかったのですが、筋トレのしすぎは体に悪いです。ちなみに僕は現在もジムを活用していますが、腹筋、体幹、スクワット、水泳の4つでマシンは腹筋とスクワットのときのみ使っています。
今までスポーツを始めたことがない人はジムが運動をするきっかけになりいいと思いますが、問題は筋トレに慣れ始めてバキバキにしたがる中級者以降の方達です。
最近は過剰演出した筋トレ動画やダイエットの広告を頻繁に見かけ、違和感を持っているため今回こんなことを書きました。僕はパーソナルトレーナーをつけて高額なトレーニング代を支払っている姿にとても違和感があります。お金の使い方がもったいないとさえ思ってしまいます。
筋トレでバキバキにしたいと考えている方は、失うものもあることを理解してほしいです。ジムで鍛えることは否定しませんが、やりすぎには注意して欲しいです。
筋トレするということは、それだけ体が大きくなるということです。主観ですが、僕は筋トレ後の数日は体が重く感じ、特に朝方は体がやや重く感じます。腕や背筋を鍛えると、物を掴んだり取るときに腕まわりの筋肉が邪魔する感覚になります。正直自分の体が使いにくいです。
筋トレすれば事後の爽快感があるのは確かです。さっぱりした気分になり晴れやかな気持ちになる、快感を覚えたことはたくさんありました。しかし、これは実際に体にいいことの証明ではないと思います。
あと地味に服のサイズが大きくなるため、過去に着れた服が入らなくなります。僕は筋トレと水泳を続けるうちに肩幅が広くなりMサイズが入らなくなりました。
体が大きいということは、日頃の歩く動作から、激しいランニングまで重い体を動かすことになります。筋肉がつくとわかるのですが、どれだけマシンで太腿を太くしても体力が増えるわけではないです。僕の部活動の経験からすると、筋トレしない時期は体が身軽になり、短距離、長距離関係なく速く走れます。逆に筋トレを日頃行っていると走り込みがかなりきついです。筋トレは飽くまで速筋という瞬発力を司る筋肉を大きくしているに過ぎず、持久走で問われる遅筋が発達することはほぼありません。
したがって筋トレしている=運動ができるわけでありません。ボディービルダーたちが短距離、長距離で速いとは想像できないでしょう。でかけりゃいいってもんではないのです。
痩せたい人はランニングや水泳で基礎代謝をあげた方が効率がいいと思います。僕は新型コロナの影響でジムを長期間休み、人気の少ない公園でランニングしていました。むしろランニングの方が大量に汗をかき、上半身、下半身のバランスが取れた体になっていると感じています。
上半身は軽い自重トレーニングをする程度です。懸垂10回×5セットで特別に追い込んでいるわけでもないです。
以上は僕の経験則ですが、参考になれば幸いです。