BlockFi, 仮想通貨預金で年利6.2%, 口座開設〜出金まで

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BlockFi(ブロックファイ) は、仮想通貨の預金で年利6.2%(複利)が得られるサービスです。

信頼して預けることが出来るかどうか、基本的なビジネスモデルを確認し、口座開設から預金引出しまでを試しました。

基本事項は以下の通りです。

金利は市場需要を鑑み、翌月以降のレートや対象額が見直される場合があります。
これまでの変更は以下の通りです。

例:2019年12月のBTC金利は、金利付与最低額:0BTC、10BTCまでは6.2%、10BTC以上は2.2%
100K GUSD = 100,000 GUSD ≒ 約1000万円弱

過去実績として、良い条件への変更は案内月初日に遡って金利が適用され、悪い条件への変更は案内月翌月から適用されるため、良心的な対応です。

尚、金利付与条件は対象数量の変更で調整される傾向が強く、広く薄く資金を集めたい意向が感じられます。

また、値下がり傾向時は良い条件に、値上がり傾向時は悪い条件に変更されている傾向があります。

 

ビジネスモデル

BlockFiは集めた預金を原資として、年利4〜12%前後で機関投資家・事業会社・個人等へ貸し付けるビジネスを行います。

一般的なクレジットカードローンは日本で3〜14%、米国の平均が15〜17%のため、高金利でお金を貸したい人と、低金利でお金を借りたい人、それを仮想通貨で効率的に繋ぐサービスに巨大な社会ニーズがある事は理解出来ます。

ビットコインの発明は、少なくとも金銭価値の流通に国境をなくし、資金移動コストや総量規制のデメリットを著しく軽減しました。

このようなサービスが広く普及すると、国民保護やリスクヘッジを理由に掲げて低金利かつ特権的に貸金業を営み、高金利を得ていた銀行やカードローン会社は不要となり、世界中でお金の流れが円滑になるでしょう。

また、BlockFiは顧客資産管理リスクを抑え、且つ顧客に信頼して預けてもらうため、セキュリティが堅牢なGeminiと提携し、その管理下で預金を管理しています。

Geminiは世界4大監査法人の一つ、デトロイト・トウシュ・トーマツのお墨付きを得た、世界初の仮想通貨取引所&カストディ機関です。

その他BlockFiに対して、世界主要投資会社のフィデリティ等が4億円超出資していたり、日本で馴染みのあるリクルートが出資している点も、不安の軽減に寄与します。

 

リスク

最も疑うべきはポンジスキーム詐欺と思います。

高金利を餌に資金を集め、それを金利元本にする方法で、資金増加中は金利支払いが可能なため、当初は詐欺と見破れません。この可能性を完全否定できる論拠はなく、成立可能な金利設定や関係各社の信頼、BlockFiの方針や提供サービス品質等、周辺情報で判断するしかありません。

またBlockFiとの契約は、貸与・売却・担保・投資・混合商品等如何なる運用も可能な一方、万が一の場合でも集団訴訟等が出来ない点等の利用者に不利な条項があります。

しかし、これらのリスクは日頃何気なく信頼している銀行でも、元本保証や預金保護の対象外となる投資商品等では実質同様のリスクを負っているとも言えます。

そして市場需要に基づく金利や対象額の変動は望ましいものではないものの、ビジネスが成立する適切なリスクヘッジを行っている証明にもなります。

相応の金利に魅力を感じ、仮想通貨の中長期的な将来性を期待する方でしたら、有益な選択肢の一つになり得ると思います。

 

口座開設

日頃からネットでアカウント登録に慣れた方であれば定形的な内容です。
 

1. BlockFi > GET STARTED > メールアドレス, パスワードを登録
2. メール通知される認証コードを入力
3. マイページ ログイン > 「DEPOSIT」を選択しKYC入力画面へ
4. 氏名, 住所, 電話番号, 証明書類写真を送信, 確認完了待ち
5. 承認後メール通知


マイページの作成・閲覧までは、メールアドレスの認証のみで可能です。

その後、個人情報と本人確認書類(の写真)を提出し、承認されれば入金可能となります。承認は当初でも翌日には完了していました。

KYC書類は世界共通のパスポートがオススメです。
日本語の免許証でも承認されることは知人の登録を支援した際に確認しましたが、時間がかかり英語でのメール対応後に承認されました。

マイナンバーカードの要求はありません。

 

入金

KYC承認後は、指定アドレスに送金するだけで金利対象原資となります。
 

1. 「DEPOSIT」を選択、表示されるアドレスに送金
2. 入金予定メールを受信、ブロックチェーン承認待ち状態
3. 入金確定メールを受信、マイページで入金額が反映、金利発生開始


承認が早いETHの入金では、資金移動から約7分程度で口座に表示されました。

またETH送金時に対象アドレスを確認すると、送金先はGemini管理下の Gemini 2 である事が確認できました。

 

金利

月初(営業日)に前月分の残高に応じた金利が付与され、メールでレポートが届きます。

預入額に対して日割り計算で年利6%相当分が付与されている事を確認しました。
 

1. 金利付与: 4/1 9:00am(PDT現地時間, 日本時間で 4/2 1:00am)
2. メール通知: 4/1 13:08am(同上, 4/2 5:08am)
 

出金

少額であればアドレス及び金額を指定し、2FA認証をパスすれば手続き完了です。
但し、ログイン認証のgoogle authの 6桁数字ではなく、登録メアドに送られる 6桁数字を入力する必要がある点にご注意ください。
同じ 6桁数字ですので、間違いを生じやすい印象です。

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BTCとETHの出金実施までは、安全性重視で最低1日〜長くて最大7日かかります。
金額により(条件は不明)、追加の質問に回答する必要があるかもしれません。

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時差の関係もあり、結果的に月初利益確定後の出金完了は、日本時間で各月3日の早朝が最短です。休日の場合は繰越しになります。

尚、ETH送金元のアドレスはGemini管理下の Gemini 1で、取引数50万件以上、昨今10億円前後、最盛期150億円以上の資金が流動する口座である事が確認できます。

 

所感

世界の経済成長率以上の金利が得られるという事は何かしらの理由(歪み)があるはずで、それが上述のような既存経済の利権集中であれば、現行水準の高金利を継続する事も可能と思います。

しかし、もし高金利の背景が詐欺スキームやユーザ獲得を意図した一時的なキャンペーンであったり、社会が思い描く未来へ変わっていかなければ、早晩このビジネスの維持継続は難しくなるでしょう。

そうならないよう世界経済の血流を改善し、その恩恵を得たいと思う方は、BlockFi への預金をご検討ください。

 

更新履歴

2019/11/28:金利情報更新
2019/9/3:出金方法更新
2019/8/27:金利情報更新
2019/4/28:リスク追記、参考情報追記、内容に基づく情報更新、その他微修正。
2019/4/7:引出手数料無料期間終了に伴う情報更新、その他微修正。
2019/4/4:公開

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2019/08/27 36.65 ALIS 0.00 ALIS
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