TwitterでALIS離れに関する記事を書いた方のツイートが流れてきました。
私も数日書いていませんでしたので、気になりまして。
人気記事を見てみると、確かにそのような話題がありました。
ALISでは「ブログ三日坊主の方に書き続けてもらう」という目標があったように記憶しています。
はて、これはどういう事でしょう?
ブログを書き続けてもらう工夫をする予定だったのでは?
ちょっとふんわりとした話になります。
人生の達人から言わせると、楽しみや苦しみって、他人と比較するから生まれるのだそうです。
現状、自分で認識できるALISでの自分の価値は、獲得したALISトークンや人気記事欄での順位ですよね。
他の方との比較です。
ALIS離れは、どうもこれが原因なんじゃないかなぁ、と思うのです。
継続して頑張るというのはとても重要な事なので、昨日の自分と戦えるようにすれば良いのかもしれませんね。
はてなブログでは、「継続N日」「総記事数N記事」なんて指標があります。
「頑張った自分を、自分が褒める」とまではいかなくても、自分なりに納得できる指標がそこにはあるんです。
逆に言えば、現状のALISプラットフォームでは「ALIS離れ」が起こっても仕方ないように思うのです。
他人と比べがちになってしまう仕組みです。その中で勝ちの満足感を得られるのはごく少数、多くは満足感を得られない仕組みになっているからです。
「ALIS離れ」が起こるのは必然なのですから、それを検証結果・事実としてALIS運営は受け止めるべきです。
そして、「ALIS離れ」はただの現象であって「ALIS離れはいけないことだ」というわけではないように私は思うのです。
むしろ、貴重な仮説の検証材料です。運営は、書くモチベーションが落ちてしまった人は何が原因なのかを運営は考えるべきですし、書いてもらうことが重要課題なのであれば、書く工夫をサポートする機能を実装すべきです。
現状のALISはベータ版で、機能は足りません。当然の事です。
開発リソースは不足しているはずです。どの機能をどの順番でつけるのが良いのかがALIS運営の信念を体現するでしょう。
もちろん、
運営の方が、より良い機能を適切な順番に実装するだけが解決策ではありません。
書き手としては「書き続けていないのは自分の継続力が足りないのでは?もっと良い記事を書けるのでは?」と自省する姿勢が必要ですし「継続N日」という指標だって、自分がカレンダーにメモしておけばいいだけです。継続する工夫は自分でできるのです。
読み手としては「良い記事をいいねするだけの力量を備えているのか、ちゃんといいものにいいねをできているのか」と考える姿勢が必要だと思います。
逆に、
運営が「あるもので頑張ってよ、意志さえ強ければ書けるでしょ」
書き手が「書いたんだから。「いいね」つけてよ、ALISトークンちょうだいよ」
読み手が「もっといい記事書きなよ。いい記事ってのは、何も知らない私に事前準備無しでスルスルと有用な知識が入ってくるような記事の事ね。技術的な事言われてもわからないし勉強する気なんてないよ。税金もSECの見解も規制も、なーにも勉強する気なんてないよ」
なんて主張は、良くありません。
お互いに「自分は頑張る」姿勢が必要なのかな、と。
私は、仮想通貨について少しでも詳しくなりたいので、別のブログで仮想通貨ニュースの記事を毎日書いています。
自分にできることを少しずつやるのが良いのかなぁと思います。
書くのを辞めた方も、ちょっと休憩してたくらいののんびりしたイメージで良いのではないでしょうか?
トレンドに載った記事がいいねをもらいやすいのは、現状のALISでの事実ですが、私は皆が皆トレンドに載った記事を書くことが良い事だとは思いません。
誰でも(というと語弊がありますが)思いつけるネタだからです。
むしろ、ご自分の感性を大事にして、自分にしか書けない記事を少しずつ書き溜めていく、そこにモチベーションを感じられるととても良いと思いますし、ALISプラットフォームにとっても良い事だと思います。
(面白いところでは占いと絡めてる方もいらっしゃいます。ご存知ですか?)
ALISが記事の報酬を払っている理由は
・リワードを設定することでステークホルダー・参加者・利用者の行動を方向づけしたい
・広告を貼らなくていいので、スポンサーに気兼ねなく客観的な意見を書ける
という点だと理解しています。
特に後者が誤解されがちで、広告がない=記事がすっきりして見やすい、程度に理解されている方もいらっしゃるようです。
書き手は記事に広告を張ってあると、広告主に苦言を呈すことはできません。
つまりは、その記事の客観性は損なわれてしまいます。だからこそ記事の客観性確保のために、ALISはALISトークンを記事に支払っているのだと思います。
ALISトークンは良い記事を書いてもらう手段であって、書き手の競争意識を徒に煽るものではないと思います。
ALISトークンをもらうため、や、人気記事のランキング入りを果たすため、よりも、自分のために記事を書きましょう。
休憩したっていいんじゃない?
ではでは
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・ALIS
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