スマホゲームのパズドラ大ヒットで70倍近く上昇したガンホー株をご存知の方は多いでしょう。また同じようにモンスターストライクで上昇したミクシー株もです。
さて、ブロックチェーンゲーム第1号大ヒットゲームを輩出すれば、同じことが起こるのは賢い投資家ならわかりますね!
草コインじゃないけど株でも短期間での70倍は起こりうることです。100万買っとけば7000万ですね。
株式情報サイトの株探でもブロックチェーンゲーム関連株記事が出てきました。
その記事の中で紹介されていた企業でゲーム開発関連系は以下の3つ。
(東証1部)3696 セレス
(東証1部)3686 ディーエルイー
(東証1部)3612 モバイルファクトリー
時価総額、営業利益、キャッシュフローの状況をざっと見た感じで総評します。
時価総額:252億円
業績:売上、利益ともに増収増益でとても良い
キャッシュフロー:営業キャッシュフロー堅調にでており、かつ投資キャッシュで積極的に投資に回しており拡大傾向でとても良いバランス
株価:すでに割高感あり
すでに「くりぷ豚」というブロックチェーンゲームの開発を発表しており、今年リリース予定である。
しかし、ゲームを発表してからそれが大ヒットしなければならない。
クリプトンは現在Twitterでも広報されているが以下の通り、認知度が低く流行の兆しも見えない。
ゲーム内容も、クリプトキティというブロックチェーンゲームでヒットしたゲームの2番煎じであり大人には程遠い。
ちょっと厳しいようであるが、やはりガンホーやミクシィのようなメガヒット作になるには厳しいと評価します。
時価総額:97億円
業績:企業買収により売り上げ拡大傾向だが、利益安定せず。良くはない。
キャッシュフロー:営業キャッシュフロー常に赤字で本業が上手くいっていない。事業拡大により投資キャッシュフロー拡大しているが、儲けに繋がっているのか疑問
株価:高くも安くもない
決算書からはあまり良い印象は受けない会社です。そのため長期保有の投資家はいないでしょう。
ただ、ブロックチェーンゲームを開発して、一発当てることさえできたらオッケーなので時価総額の小さいディーエルイーはその点ではアリです。
ブロックチェーンゲーム開発会社を子会社化して近夏に開発とのことなので、逆に言えばこのような低迷している株が一発当てると70倍などになるのかもしれません。
(東証1部)3612 モバイルファクトリー
時価総額:155億円
業績:売上、利益ともに拡大傾向でとても良い
キャッシュフロー:営業キャッシュフロー堅調にでており、かつ投資キャッシュで積極的に投資に回しており拡大傾向でとても良いバランス
株価:割高
最初に紹介したセレスと同じくらい業績の良い会社で、決算書の数値はピカピカです。しかし、そのぶんアベノミクスの追い風も受けて株価はすでに割高です。
ブロックチェーンゲーム自体を開発するのではなく、ゲーム開発のプラットフォームを提供する予定みたいです。
しかし、プラットフォーム系はすでに海外のほうがスピード感をもってスタート&拡大しており(LoomNetworkなど)、日本の企業がいまから後発でスタートして間に合うのかというところです。
以上、ブロックチェーンゲーム関連株をざっと見ましたが、一番爆発可能性のあるのは株価が低迷して迷走しているディーエルイーかなと思いました。
時価総額も低く、開発子会社がモンスターヒットのブロックチェーンゲームを出せば業績大回復相場となります。
ただ、今後も有名企業や全くのベンチャー企業がモンスターヒットのブロックチェーンゲームを輩出するかもしれません。
そのため、株式からスクリーニングするのではなく、ブロックチェーンゲームでヒットしそうなゲームを輩出してきた企業を買いに行くという方向で探したほうが確実ですね。
パズドラもリリース時から少し時間をおいて株価が上昇していきました。
ブロックチェーンゲームもリリース後の動向を見てからでも買うタイミングとしては遅くはなさそうです。
以上、ブロックチェーンゲーム関連株で億万長者になろうでした。
仮想通貨関連の縛りがなくなったら決算書の読み方記事も書いてみたいです。
過去記事はこちら(ほとんどブロックチェーンゲームです)