2018年8月13日プレス発表がありました。
日本最大級のクラウドソーシングの「クラウドワークス」を提供するベンチャー企業でフリーランスの方々が登録して仕事を頂戴するプラットフォームです。
ライターさんやイラスト作家さん、フリーのコンサルタントなどの方がスキルを公開して、企業や個人がお仕事を発注します。
そんなクラウドワークス社がDAOという自律分散組織の開発へ本格化させる事の発表がありました。↓
内容を引用しますと
当社サービスを利用することで蓄積した「報酬ログ(記録)」に基づいて個人の信用をスコア化した「クラウドスコア」をコアバリューとして、シェアリングエコノミー領域+Fintech領域における事業拡大により「クラウド経済圏」を形成、ビジョンである個人への報酬の最大化を目指してまいります。
報酬を個人の信用とし、このスコアを元にFintech領域へ事業拡大する。ビジネスとしてはここまでは想像できる範囲ですね。
同時に、クラウドスコア構想における将来戦略では、ブロックチェーン技術の導入により契約自体の自由化(P2Pによる自律分散型の業務思考)を加速させるスマートコントラクト基盤の整備が必要不可欠であると考えており、当社は新規性の高い同領域の研究開発に積極的に投資していく方針であります(※1)。このような技術投資方針の下、当社は、ブロックチェーンを活用した自律分散組織(DAO)のプラットフォームを開発する株式会社volvoxを共同設立し、出資を行うことで事業化を検討してまいります。また、当社取締役 成田修造がvolvoxのアドバイザーに就任し、包括的なサポートを行っていきます。
なるほど、クラウドスコア構想にDAO(自律分散組織)の考え方をプラスする事で独自のサービスを提供するわけですね。
その為の共同会社を設立すると。
volvoxが開発を進めるプラットフォームは、誰でも簡単にプロジェクトのスマートコントラクトを生成できるだけでなく、各タスクの難易度・報酬(付与量)・完了を関わったユーザー全員の合意のもとで意思決定を行う、これまでにないインセンティブの仕組みを持ったプロジェクト管理プラットフォームです(※2)。
本企業を通じ、当社では個人が時間や場所、所属にとらわれることなく自身の能力を発揮できる、新たな社会インフラの創出を模索してまいります。
これから本格的に模索していくという発表で完成しているわけではないのですね。まあできるなら頑張ってほしいと思います。
※1.株式会社電縁の子会社化に関するお知らせ
外国ブロックチェーン関連ベンチャーを対象とした 東京都アクセラレータプログラムにメンターとして参加
※2.現時点で、当社ならびにvolvox社が仮想通貨交換業登録を行う予定はございません。
あくまで仮想通貨に関わる事はせず技術を本格的に研究開発と投資をしていく事はとても良い判断だと思いますが、個人的にはワクワクしないのはなんでやろ。
DAOか・・・
その昔DAOのバグを突かれた攻撃をされてETHを3.6百万ETHを移動されたを事を思い出しますね。
今はgasの高騰などでサイドチェーンの活用などが叫ばれていますが、ここにきてDAOの研究を本格的に模索するクラウドワークス社へ熱い視線が注がれるかもしれない。
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