こんにちは、yoshihiroです。大真面目な記事ですよ。先日、DAIちゃんさんがこんなことを呟いていました。
いやいや、そんなバカな話あるわけなだろと思ったそこのあなた。
これを大真面目に考えているプロジェクトがあって、すでに「用を足すだけで仮想通貨がもらえるトイレ」が設置されているんです!
詳しくはこちらのリンクとこちらのリンクを見てみてください(なぜか上手く埋め込みができませんでした)。英語の情報しか見つけられなかったので、簡単に解説しますね。
一つ目のリンクは、韓国政府が「用を足すだけで仮想通貨がもらえるトイレ」の研究開発に100億ウォン(約10億円)投資したという内容の記事です。そして、二つ目のリンクはその研究開発の責任者へのインタビュー記事です。ものすごい金額が注ぎ込まれているんですね。
日本など先進国で用を足すと、大体の場合は水洗トイレで流されます。しかし、流すためだけの水も作るのにはお金もエネルギーがかかります。そして、人間の便は、上手く処理をしてあげればバイオ燃料として使うことができます。
そこで、水洗トイレを使わないで、便を燃料に変えるための装置が付いた特殊なトイレを使った人に仮想通貨(元リンクでvirtual currencyと呼んでいるので)を付与しよう、というのがこのプロジェクトの概要です。
こう聞くと、結構まともなプロジェクトに思えますね(?)。
与えられる仮想通貨はFCM(Feces Standard Money, 直訳すると糞便を基準とするお金)で、単位はkkulらしいです。
実際に、このトイレはすでに韓国の大学で設置されていて、実証実験が勧められているそうです。1度の使用で10kkulがもらえて、2016年の相場で1kkul = 5円ほどらしいです。
そして、プロジェクトチームは2020年に1kkul = 33円を目指すと言っています。つまり、一度用を足すだけで330円もらえるのです。ヨーロッパなどでは公共トイレに入るだけで1ユーロとか取られることを考えると、革命的ですね。
稼いだFSMは、現段階では学食などで使うことができるようです。今後、規模を大きくして一つの街を対象とした実験も進めて行く予定があるそうです。
ちなみに、聡明なALISISTAの方々からはこんなアイデアも出てますよ。
トイレを汚さないための工夫や、燃料の量と質に応じて報酬を変えるというアイデアですね。
用を足すだけで仮想通貨がもらえるなんて、これは立派な時代のアップデートですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。