こんにちは、yoshihiroです。先日、東京大学で行われたブロックチェーンイベントに参加してきたので、軽くレポートします!
このイベントは、ブロックチェーン関連企業の人と学生を繋げて、新たなブロックチェーン事業を立ち上げようというのが目的のようです。
また、10月から東大でブロックチェーン・イノベーション寄付講座を設立するらしく(現在準備中のため情報が少ないですが)、その参加者を募集する意味もあるみたいです。学生であれば東大生でなくとも誰でも参加できるそうなので、気になった方はぜひ応募してみてください!(定員10名で審査があるそうですが)。
さて、このイベント自体は、東京大学の社会戦略工学研究室の茂木准教授が開催したもので、学生、企業の方合わせて80名ほどが参加したようです。
茂木先生はエネルギーと経済の関係を研究されており、その中でビットコインのマイニングによるエネルギー消費に興味を持ち、ブロックチェーン関連の事業も始めるようになったそうです。
研究室の卒業生(?)には、くりぷ豚を手掛ける株式会社グッドラックスリーの代表取締役社長である井上和久さんがおられるらしく、今回のイベントでも登壇され、くりぷ豚の宣伝をされていました。
茂木先生は現在の日本のブロックチェーン事情に大変憂いている様子で、日本がここから巻き返すには今しかチャンスはないと考えているそうです。金融庁とも良くお話しする機会があるらしく、茂木先生のような方の活動が上手く実り、日本の規制等が良い方向へ進むことを願います。
そのほか、このイベントにはGoogleやYahooよりも早く検索エンジンを開発したというホットリンクの内山さんや、今後ブロックチェーン技術を社内に取り入れたいという三井住友銀行の担当の方、地方自治体でブロックチェーンを導入したいと考えてらっしゃる方などが登壇していました。
普段の生活ではなかなか感じられないですが、日本でもブロックチェーン技術をどんどん発展させていこうとしている方が各業界にいることを実感しました。
その後懇親会となったのですが、そこで僕が感じたこと。
ALISの知名度が一般に低いことは百も承知でしたが、ブロックチェーンイベントに参加している方の中でも知名度が低かったことに驚きました。
もちろんくりぷ豚の井上さんなどはALISとコラボしてるのでご存知でしたが、「ブロックチェーンにすごい興味があるんです!」という学生の方でも、「ALISなんて初めて知りました!」という人ばかりでした(ちなみにくりぷ豚は会場にいた人の8割ぐらいが知っていると答えていました)。
日本におけるブロックチェーンとその関連企業の認知度は相当低い状況だと再確認したので、今後ALISがオープンβ版に向けてどう知名度を上げ、マーケティングしていくのか楽しみです。
一方で、今の段階からALISに関わりトークンエコノミーの考えに触れている僕たちは、相当進んだ議論をしているんじゃないかとも思います(自画自賛ですが笑)。時代を先取りしているALISISTAには、これから物凄いチャンスが巡ってくるんじゃないかなと期待しています。
ということで、ALISの知名度にはがっかりしましたが、今後の日本のブロックチェーン事業が楽しみになるとても良いイベントでした!