こんにちは、yoshihiroです。以前「マイニングって具体的になにをしているの?」という記事でマイニングの仕組みについて解説しました。
その中で、マイニングとは条件に合ったナンスを探す作業であり、目的のナンスが見つかるのは千垓(=10の23乗)分の1ぐらいの確率だと説明しました(2018年8月・ビットコインの場合)。
千垓分の1って、まあ無茶苦茶難しいということは分かると思うんですけど、どれくらい難しいのかイメージできない!という声を多くいただきました。
そこで今回は、千垓分の1がどれくらいの難易度なのかイメージしてみましょう!
千垓は、10の23乗(=10^23と書きますね)です。ところでこの10^23って数字、どっかで見たことありませんか?
ありますよね?
そうです!アボガドロ定数です!
アボガドロ定数 = 6.02×10^23
アボガドロ定数で検索すると、色んな人が色んな方法で10^23がどれだけ大きな数であるかを説明していました。その中で一番面白かったものを紹介しますね。
そんなの数えたことないですよね。ググってみると、1合のお米はだいたい7,000粒ぐらいらしいです。
計算がめんどくさいので、1日に3合のお米を食べているとしましょう(運動している男性はこれくらい食べるかな?)。そうすると、一日に21,000粒。1年で766万粒のお米を食べていることになります。
日本人全員(1億3千万人)が毎日3合のお米を食べているとすると、日本では一年でおよそ千兆粒のお米が食べられていることになります。
千兆は、10^15です。
ということは、日本人全員が10^8年(=1億年)で食べるお米の粒の数が、だいたい10^23個(=千垓個)ということになります。
つまり、マイニングで目的のナンスを探す難易度は、日本人全員が食べる1億年分のお米の中から、1粒だけ当たりと書かれた米粒を探すぐらいの難しさということですね。
うーーん、少しはイメージしやすくなったでしょうか。また何か面白い方法を見つけたら紹介しますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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