前回記事(「☠バランスシートでわかるレバレッジ取引の危険☠」)の末尾で予告した通りに書きます(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑本記事は前回記事の後編という位置づけになります💡
50万円を他人から借り入れ、残り50万円を自己資金でまかなったケースについて(今回同様バランスシートを使って)考えてみましょう(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑いわゆるレバレッジ取引というやつです
今回のレバレッジ取引の場合、バランスシート(BS)は以下のようになります。100%自己資金で賄った場合のBSと並べて比べてみましょう❗
今回もきちんと左右はバランスしていますね(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
ちなみによく聞く「レバレッジ比率」。計算方法は以下のようになっておりますφ(..)メモメモ
レバレッジ比率(%)={(資本+負債)÷資本}×100
今回のケースに当てはめて考えると、
レバレッジ比率(%)={(50万+50万)÷50万}×100=200%
となります。
ちなみに、いわゆるレバレッジ25倍はレバレッジ比率2500%((; ・`д・´)ナン…ダト❗❓)のことです。上記計算式を使って、レバレッジ25倍を利用して100万円分のビットコインを買うためにいくら自分のお金(=資本)が必要なのか簡単に計算できます。ここで求めたいのは資本の額なので、資本=xと置きます。
レバレッジ比率(%)=2500%={(100万)÷x万}×100
これをxについて解けばいいだけです。答えは4万円になります。レバレッジを25倍にすれば、4万円の資本で100万円分のビットコインを購入・運用できるということです。
話をもとに戻しまして・・では、レバレッジ比率200%(レバレッジ2倍)で100万円分のビットコイン取引を行った場合、価格変化(1BTC=100万円→50万円→0円)とともに、バランスシート(BS)がどのように変化していくのかを見てまいりましょう(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑まずは1BTC=100万円→50万円の変化から
左側の資産が半減してしまったことに応じて、左右がバランスするように右側で調整が行われます。このとき、調整は資本金のみで行われます。というのは、ビットコイン取引で資産が半減してもそれは自己責任であり、借金(=負債)返済への追及の手が緩むことはないからです。ちなみに、この調整後のバランスシート(BS)をベースにレバレッジ比率を計算すると、
レバレッジ比率(%)={(50万)÷0万}×100=∞(無限大)
レバレッジ比率は∞(無限大)になってしまいます(; ・`д・´)ナン…ダト❗❓なんだかよくわからないし厨二っぽくてカッコヨサゲでもあるけど、とにかくヤバそうな状態ですil||li( ;;´・д`)ヤバイヨヤバイヨ(現実にはレバレッジ比率が一定以上を超えそうになると、証拠金の入金を求められるのでこういうことはないと思いますが・・でもZaifのようなことも☠)。
この絶体絶命の状態(資本というバッファーがゼロの状態)からさらにBTC価格が崩壊し、1BTC=0円になってしまったとすると・・・
1BTC=0円でも借金取りは手加減しないので(まさに満身創痍と言えましょう)右のような状態となります。アレ❓バランスシートがバランスしてないぞ❓となるかもしれませんが、ご心配なく(謎)資本金がマイナス50万円になったと解釈(というか会計処理)することで、左右はバランスするのです。資本がマイナスの状態がいわゆる「債務超過」というやつです。よかったですね(全然よくない)。ビットコインが電子くずになっても借金(=負債)は残り続けます。これがレバレッジ取引の危険なんですねえ。
ちなみにですが、上記「債務超過」の状態にいわゆる国(日本)はとっくの昔に陥っております。それも3桁兆円単位で。財務省(MOF)HPを見れば明らかであります。
🌟今回のオススメ記事(本記事の前編という位置づけです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑)🌟