ドラゴンバドミントン

俺はただのサークルのバドミントンプレーヤーだ。だけど、誇りを持ってやっている。

 

とある地域カップでの話だ。

 

決勝大会準決勝

相手はどこかで見覚えのあるやつだった。

 

1ゲーム目、シングルはかったるいといつも言っているというFだが、やる気が無いのかラブゲームで取る。

 

俺「・・・なんだ、こんなものか、たいしたこと無いじゃないか、お前は口だけだな。」

F「・・・・・・・・・・」

「ちょっとユニフォームを着替えてもいいか?」

俺「好きにしろよ。まぁ汗なんかかくことなく終わらせてやるよ。」

F「そうさせてもらうよ。」

 

 

・・・・ズン・・・ドサッ。

 

 

俺「!?!?!?・・・・・ただのユニフォームじゃないのか!?」

 

F「まぁな、ちょっとしたトレーニングをしていただけだよ。」

俺「・・・はは、まぁ、所詮はハッタリだろ?」

F「やればわかるさ。さぁ2ゲーム目を始めよう。」

審判「セカンドゲーム、ラブオールプレー!!」

 

俺はロングサーブを打つ。

 

Fが打つ!

 

 

 

 

ズドーーーーーン!!!!!!!!!

 

 

 

俺「・・・・・・・・・!?!?!?!?!!?!?!?!?・・・・・・・・・・

何も見えなかったぞ!何を打ったんだ!?」

 

 

 

 

あたりを見回す。

 

 

 

 

 

床にはシャトルのあとが・・・

 

 

 

 

 

俺「(シャトルはどこだ!?・・・・)

な、ない!?まさか、スマッシュを打ったときの衝撃でコルク以外が粉々に!?そ、そんなはずは・・・」

 

 

 

 

Fをみる。そこには羽がひらひらと舞っている。

 

 

 

 

 

シャトルの羽だ!

俺「!?!?!・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・

 

 

あ・・・・あ・・・・そ、そんな・・・・

 

 

うそだろ?あんなスマッシュを打ったのにもかかわらず息がまったく上がっていない。ラケットはおろかガットだって切れてないじゃないか!!」

 

F「どうかしたのかい?さぁ、ゲームを続けよう。」

 

サーブ権がFに移った。

 

俺「・・・クリアやロブといったような上に上げるショットは使えそうもないな・・・

ならばこちらもスマッシュで決めるまでだ!!」

 

Fのサーブがあがってくる。

 

俺「くらえースーパーミラクルスマッシュ!!」

 

シュッ!

 

F「ふ、笑わせるぜ!ドロップと変わらないじゃないか?」

 

Fはいとも簡単にロブで返球してきた。

 

俺「なに!?フルパワーだぞ!?まったく効いてないというのか!?まさかな・・・そんなはずはないだろ。

もう一発だ!!今度はまぐれはなしだぜ!!」

 

シュッ!!

 

F「笑わせるなといったはずだろ!そんなショットで俺を倒せるのか!?」

なんとFは俺の100パーセントスマッシュを強烈なプッシュで返したのだ。

 

「・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

わなわな・・・・

 

 

 

がたがた・・・・・

 

つ・・・強い・・・・強すぎる・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・わくわくしてきたぜ!!!」

 

 

 

F「・・・・?どうした?気でもおかしくなたのか?」

 

俺「あぁ、まぁな。こんな強い相手初めてだ!

 

俺の体よ、持ってくれ!!!」

 

 

俺「勝負だ。スマッシュで来い!!!」

 

F「何を言っているんだ、また同じ目にあいたいのか。仕方ないな、教えてやろう、お前の無謀さをな!!!」

 

俺はど真ん中に天にも上るようなロブを上げた。

 

Fのスマッシュがきた!

 

ズドーーーーン!!

 

 

 

 

俺「・・見えた!!!」

 

パシーーン!俺はF

のスマッシュをきれい返した!

 

F「こざかしい!切り替えしただけじゃないか。まだラリーは続いているぞ。」

 

Fはロブでラリーをつなぐ。

 

俺「今度は俺が打つぜ!!2倍スマッシュだ!!!!」

 

 

ドン!!!

 

 

審判「イン!!」

 

 

 

 

 

F「・・・・少しはやるようになったな。」

 

俺「どうだ、さっきまでの自信はどうした??スマッシュが効かないとなればもうお手上げか??はっはっは!!」

 

 

 

 

 

 

F「・・・・50パーセント。」

 

 

俺「ん?何か言ったか???」

 

 

 

F「50パーセントですよ。さっきまでのわたしは50パーセント程度の実力しか出していなかったのです。」

 

 

 

俺「・・・・・!?なんだって!?っけ!ハッタリだろ?ちげえねぇ!」

 

F「試してみましょうか?こうなればさっきまでの僕と違って理性がなくなってしまいますからね。どうなってもしりませんよ?」

 

俺「っけ、ハッタリだ!ならスマッシュを打ってみろよ!」

 

俺はロングサーブを打った。

 

「さぁ、本当なのか?見せてみろ。」

 

 

 

 

!!!

 

 

俺「・・・・何も見えなかった。シャトルはどこにいったんだ。」

 

審判「アウト!!」

 

俺「っへ!!力任せに打ってるだけじゃないか!!所詮はハッタリだな!!」

 

F「そうだな、すまないすまない。すっかりコートをはずしてしまったよ。彼は大丈夫かな?」

 

 

 

俺「・・・彼?な、なんだって!?」

 

後ろを振り返る。

 

すると、応援しているKの体をスマッシュが貫通している!!

 

 

 

「!!!!!!!!」

 

 

「き、きさま・・・まさかわざと・・・!?ゆ、ゆるせねぇ。」

 

 

F「もう一発スマッシュだ!今度はお前だ!!」

 

!!!!!

 

俺「ぐはっ!!なんて重いスマッシュなんだ。。くそっ」

 

F「なかなかやるじゃないか。耐えただけでも賞賛に値するよ。だが安心しろ君もすぐ彼と同じようにしてやろう。ふっふっふ。」

 

 

 

プツン・・・・

 

 

 

 

俺「Kリリンのことかぁ!!!!!!」

 

ボン!!怒りが爆発した俺は、髪の毛が金髪になり、ついに伝説のバドミントンプレーヤーへと目覚めた。

 

 

俺「ゆるせねぇ、どんなプレーヤよりもお前だけは許せない。あ”ーーーーーーー!!!くらえーーーーー!!!!100倍スマッシュだ!!」

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

F「なに!?うわーーーーーーー!?」

 

 

 

こうして怒りによって伝説のバドミントンプレーヤーへと目覚めた俺はFを倒す事が出来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

10年以上も前のフォルダから出てきた。。どうした自分。。

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2019/10/16 12.68 ALIS 2.22 ALIS
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音を使ったAIロボティクス研究者。現在メーカーでロボット開発しながら、プライベートで社会人博士課程に通い、人工知能を使った音による環境認識技術の研究に従事
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