君と見た最後の花火2

季節は4月、外は満開の桜が咲いていた。

ちょうど暖かくなるこの季節、とりあえず授業中眠たくて仕方ない。

受験生なのに頭は遊ぶことでいっぱいだった。

今週末どこ行こうかな〜なんて考えてた。

こんな平凡な日常が一番幸せなこと、

今なら痛いくらいわかるよ。

学校に行けて、帰る家があること、友達がいること、彼氏がいること、今息をしてること

全部当たり前じゃない。

でもね、当時の私はそんなことすら

気付けずに毎日を過ごしてた。

休み時間隼人が来た。

「なあ、愛美〜、今日帰りカラオケ行かね〜?春翔と莉音ちゃんも誘ってさ〜」

「おっ、いいねー、莉音に行っとく〜」

春翔は莉音に片想いをしていた。

影ながら応援していた私と隼人。

でも春翔に全然興味のない莉音。

「ねえねえ、莉音〜今日いつもの4人でカラオケ行かない?」

「えー、また春翔〜?笑 他はいないの〜?笑」

「ちょっと莉音!!!」

「あー、ごめんごめん嘘嘘!!!いいよ暇だし」

「じゃあ決まりね」

放課後4人でカラオケに行くことになった。

いつものようにはしゃいだ。

まるで日頃のストレスを発散するかのように。

「ねえー、愛美〜?トイレ行かない?」

「えー、一人で行けば?笑笑」

「だって外にヤンキーいっぱいいるもん莉音無理〜」

「春翔〜ついて行ってあげれば〜?」

「うん、いいよ〜」

「いやいや、一人で行くし!!!春翔なんかについて来てもらったら逆に絡まれるわ笑笑」

とか言いながら一人でトイレへ。

なかなか帰ってこない莉音。

「莉音遅くない?」

「ちょっと俺見に行くわ」

春翔が不安そうな顔で莉音を迎えに行った。

 

 

                                                   続く☆    

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2019/06/05 12.87 ALIS 0.00 ALIS
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  • yuriyuri18
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どーも☆yuriyuriです☆いろんな記事書いていきたいと思います!皆様よろしくお願い致します♫
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  • abhisheka
  • 21日前

テンポがいいね。

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