ビジネスで、物理学的な思考法で物事を考えると得することがあります。
例えば、システムエンジニアの上流工程では、情報システムの企画や要件定義を行います。
その時にこれから述べる思考法を活かすと、顧客の課題点を発見し、その解決策を提案できるといったことができるのかもしれません。
大学で物理を専攻した人がシステムエンジニアになる人が多いのも、この記事を読むともしかしたら頷けるかもしれません。
①実験や目の前で生きている現象を観察する
②状況を変化させたり、違う状況にしたりして、共通の法則性を見出す
③実験が不可能な場合は思考実験(脳内でシミュレーション)する
④一般的な法則を示し、再度実験や現象と照らし合わせて合っているのかを確認する
①現状の認識で解決できない問題を探す
②視点を遠ざけて解決策を考える
例 自分の所属している組織→同業他社→日本国内→世界
③再び視点を現状の認識で捉えて、②で考えた解決法を検証する
①未解決の問題があれば、似た解決済みの問題を探す
②解決済みの問題に照らし合わせて、未解決の問題を検証、実験を行う
③解決済みの問題と比較して検証、実験の妥当性を評価する