◆ 【2018-09-04】日本マイクロソフトと協業! ALISトークンが「9円台」に!
本日の「午前8時頃」に、「国産仮想通貨ALISが、日本マイクロソフトと協業」というニュースが発表されました!
○ PR Times版
○ コインポスト版
これにより、瞬間的にですが、
ALIS / BTC : 950sat → 1150sat
ALIS / JPY : 7.3円 → 9.33円
に「大幅上昇」しました!
◆ 情報の詳細
ブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディアの運用・構築を行う株式会社ALIS(本社:東京都渋谷区/代表取締役 社長:安昌浩、以下、ALIS)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区/代表取締役 社長:平野 拓也、以下日本マイクロソフト)は、2018年9月4日から、トークンエコノミーの実現加速を目指し、EthereumのPoAチェーンでの投げ銭API開発のための協業を開始したことを発表しました。
ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨やトークンによる「投げ銭」機能を実装、実社会に適応させていくことでトークンエコノミー時代の価値の移動をスムーズにしながら、国内ブロックチェーン業界の健全な普及に貢献していくとのことです。
(引用元:コインポスト)
PoAチェーンの説明はこちらから読めます。
わかりやすくいうと、「PoAチェーン」が簡単に利用できるようになる「投げ銭システム」(API)を、日本のマイクロソフト社と一緒に開発するよ! ということですね。
◆ この情報の何がすごいのか
1,マイクロソフトというブランド名
真っ先に着目するのがここ。
今回は、日本のマイクロソフト社との協業ですが……マイクロソフトという名前は非常にインパクトがあり、一般投資家の目を引きつけるのには十分と言えるでしょう。
2,日本のマイクロソフト社と協力できること(実績)
ビックネームとの連携が取れたということは、今後のビジネスにおいて、大分有利になれる要素ではないかと思います。
また、プライベートチェーンの知識を共有することで、より優れたシステムの構築が可能になります。
3,ALISの投げ銭の開発がスムーズになる
ALISにおける、POAを利用したプライベートチェーンとパブリックチェーンを連結させる経験は、おそらく、大分不足していると思われます。
ですが、日本マイクロソフト社との情報の連携によって、「POA関係の技術」が大幅に強化されるはずなので、投げ銭の開発の負担が減るのではないかと考えています。
4,ALISの「投げ銭のAPI」が誕生する
重要なポイント。
これが用意されると、一般のデベロッパーでも、ALISの投げ銭システムを簡単に実装することができます。
(他の様々なwebサービスに、ALISの投げ銭機能が実装されるというわけですね!)
◆ 「Microsoft Azure」と「PoAの検証」の関係について
Microsoft AzureでPoAの検証を行う理由
ALISではブロックチェーン技術の根底にある非中央集権という考えを大切にしています。しかし現状、ALISが利用するEthereumではスケーリングの課題が存在しており、当面はPoAがそのソリューションとして有効な選択肢の一つになると考えています。
マイクロソフトはEthereumのエコシステムを最初期から支える重要なパートナーであり、その非中央集権性をはじめとした先進的な設計思想を支持し続ける先見性のあるクラウドサービスプロバイダーです。また、他のプラットフォームに先駆けてEthereum PoAのソリューションを提供しております。この点で、新しい領域に挑戦するベンチャー企業であるALISのカルチャーとも親和性が高く、今回マイクロソフトのAzureプラットフォーム上でEthereum PoAの共同検証を行う運びとなりました。
(引用元:PR Times)
すいません、急に「Microsoft Azure」のことを言及されてもよくわからないです……。
ということで、早速調査。
○ Microsoft Azureとは
・wiki
・公式サイト
・簡易的な説明
クラウドサービスの一種のようです。
仮想サーバーを構築したり、アップローダーを利用したりするものでしょうか。
このシステムを利用して、Azureプラットフォーム上でEthereum PoAの検証を進めていくようです。
○ 「POA」の検証について
本当は、ETHのパブリックチェーンをそのまま利用すれば良い話なのですが、スケーラビリティ問題(+ GAS代の高騰)により、大規模なシステムの運用が行えなくなりました。
そこで、POAのプライベートチェーン技術を利用して、コストを抑えよう! という話になってくるのですが、プライベートチェーンの技術は発達しておらず、セキュリティの面で必ずしも安全とは言い切れません。
その対策として、セキュリティの面の安全を確率するために、十分な検証と知識が必要になるのですが……、
今回は、その点で日本マイクロソフト社が協力してくれるようになった、という感じですね。
○ 補足
プライベートチェーンを構築する意思決定をした後は実現方法の検討に入りました。冒頭に書いたとおり2018年07月現在はMicroSoft AzureやAWSからプライベートチェーンの構築・運用に利用可能なソリューションが提供されていますが、当時は何もありませんでした。AWSでのブロックチェーンの運用についてサポートへ問い合わせても「サポート内にEthereumの運用事例や知見は無い」との返答でした。
であれば、ということで試行錯誤しながら構築したのが私達のプライベートチェーンです。こちらも別記事で詳細を解説する予定です。
(引用元:【ALISのシステム】Ethereum PoAプライベートチェーン:その1)
前々から、ALISは「MicroSoft Azure」を気にしていたみたいですね。
そして、今回の連携によって、MicroSoft Azureでのブロックチェーン(Ethereum)の運用事例が作られていくと考えられます。
(マイクロソフト側は、クラウドサービスにおける、ブロックチェーンの運用事例が欲しいのかも)
◆ 追加情報について
CoinPostでは今回の発表に関して、ALIS社、そして日本マイクロソフト社へ独占インタビューを実施させていただきました。
そちらも近日公開させていただきますので、お楽しみください。
(引用元:コインポスト)
この件に関して、後ほどコインポストから、インタビューの話が発表されるようです。
◆ ALISトークンの今後の価格の予想について
今までは、上記の記事で予想した「8円台のレンジ」の通りになっていたのですが、今回の「上げ材料」によって、よくわからなくなりました。
今日の昼から夜にかけて、ニュースに気がついたサラリーマンが、ALISトークンを購入してくるかもしれませんし、
実需がないことから、思ったほど伸びず、すぐに価格が戻ってしまう可能性もあります。
なので、様子見が無難でしょう。
・急上昇した場合は、熱が冷めるのを待ってから購入(イナゴにならないように気をつける)
・軽い上昇トレンドの場合は、トレンドフォロー
・下落した場合は、欲しいなら指値で購入
というパターンが良いと思われます。
以上。ALISにとって、久々に良いニュースでした。
MYTokenとの連携の件もありますし、今後も、上げ材料がたくさん出てくるかもしれませんね。
(* ・∀・)
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