今となっては当たり前になったオンライン特典会。その中でも一番最初はネットサイン会だと思っている。特にここ1年でよく名前を聞くようになったのがオンラインお話会。
なんかぼやっとした記憶でネットサイン会の最初は東京女子流なのではないかという情報を目にしたようなしないような。実際「ネットサイン会、初」などワード期間を絞って古い情報を探してみると東京女子流のネットサイン会に辿り着いた。
多分これだと思う。他はリンクが消えてたり情報が残ってなかった。当時はUstreamにてサインに宛名を入れて、名前呼んでと書いてる様子を配信するスタイル。他の配信媒体としてはツイキャス、LINE LIVE、最近だと多いのはYouTubeだったり。販売元は「MUVUS」。サイトを見てみると「配信を使った新たな形の特典会!
2013年から始まり、現在は約100程のアーティスト様、タレント様にご活用いただいております。」会社の説明では「MUVUSは音楽を中心としたエンターテイメント関連商品をお届けしております。各アーティストのファンクラブサイト、イベントに直結した特典付商品を多く扱っております。」とある。エイベックス所属のアーティストは全部ここでオンライン特典会を行なっている。詳しくはサイトを参照。http://muvus.jp/muvus/aboutSignkai.php その後に出てきたのがmu-mo、リミスタ。
mu-mo(ミューモ)はエイベックスの子会社なのでこれもエイベックス所属のアーティスト専用ってわけで、どっち使うかとか詳しいことは知らないのでどっちも使うと覚えておく。もちろん別会社なので発送だったり配信だったり色々違うらしい。会社規模的にはMUVUS<mu-mo。
次はリミスタ。ネットサイン会のイメージしかないと思うけどリミスタとは・ 「リミスタ(Limited Stand)は、アーティストの優れた作品、あるいは関連するグッズをファンの皆さまのご支援で生産・販売するサイトです。 アーティストは、ファンの皆さまのご支援があればあるほど、よりクリエイティブな作品づくり、グッズ製作に取りくむことができます。ファンの皆さまといっしょに作り上げるのが、リミスタです。」クラファン要素があるのが②で、よくみるのが①
紹介した2つと違って、アーティスト問わず幅広く事業やってネットサイン会に特化した印象。
ちゃんと調べてみるとへぇーって思うしリミスタの需要凄いなと思う。
リミスタ作った人のインタビュー読むとネットサイン会などの経緯など詳しく載ってる。
勝手に特徴をまとめると、
mu-mo、MUVUS:エイベックス所属アーティスト、基本的に事務所で配信しながら行う。
リミスタ:自由度が高い。幅広いアーティスト。スタジオあるしライブ会場など場所を問わない。前者と違って宛名とサインだけでなくコメント(事前に書いたメッセージ)を読んでくれる。
これ以外も独自に行うところもあるし今後どうなっていくだろうか。
今まで会いに行ってまでサインもらうものがいつどこにいても特典会に参加できる画期的システム。コメントを送れるものの双方コミュニケーション取れず一方通行なところがネック。もちろんないよりはいいよ。
お話会なのかお話し会なのかいまだにどっちか疑問。それは置いといてこっちは1対1で話す特典会をオンライン特典会やオンラインお話会と題してアプリでビデオ通話をするもの。
2019年1月21日より正式にサービス開始。「スマホ一つで憧れの
あの人と繋がれる世界へ 1対1のライブ配信文化の創出」「WithLIVEは、ファンとアーティストの1対1のコミュニケーションを実現したLIVEトークアプリ。アーティストは「時間」を「LIVEトーク」として出品。ファンは「LIVEトーク」を購入することで、アーティストの顔を見ながら1対1の「LIVEトーク」ができます。」ほかにライブやトークショーや講演会も行えるらしい。
With liveがベースでその後にWith LIVE Meet&Greetができたと思われる。ややこしいけど用途が違う。With live Meet&Greet(通称ミーグリ)とは「WithLIVE Meet&GreetはアーティストとファンをつなぐLIVEトークアプリです。 ファンは自分の順番になるまで待機し、順番が来るとアーティストとLIVEトークをすることができます。」こっちはリアル特典会に近くて順番を待つ感じ。with live は1分とか時間を枠で買う。
コロナになって需要が増して今となっては握手に変わってお話会が主流になった。
話題になってたと思う。これ一番好きで凄い光景。元々全国握手会用に抑えてた幕張メッセで行われたオンラインお話会。
https://www.oricon.co.jp/news/2174536/
秋ぐらいから徐々に48Gらがオンラインお話会スタート。同じ時に坂道あたりも開始。ソニーミュージックレーベルはWith LIVEではなくforTUNE meetsで行っている。用途は同じ。
できた経緯などインタビュー参照。
番外編として、事務所独自にやってることも。YUーM(アプガなど)。存在は知ってるけど詳しくは知らない。
現地でオンライントーク会があったのは結構アイディアは面白かったと思う。
48Gでも所属が違うので対応が異なったと思われる。
ここまできたらお話会の次は写真ですか!と思った。活発になったのはここ1年あたりだと思う。チェキチャ! は、歌詞検索サイトUtaTenが提供する「いつでもどこでもアイドルと1対1の特典会」をコンセプトにした新サービスです。 スマホを使って、大好きなアイドルとリアルタイムに交信を行い、チェキ写真も送ってくれるとのことなので、まさにリアル特典会をスマホ上で再現したような内容のようです。お話会と違うのは双方で喋るのではなく、ファン側はコメントを打つのでコミュニケーションが取りづらいところ。デジタルの写真に色々書いてくれたり違った良さはある。詳しくは調べたら体験談とか出てくるから勝手に調べてほしい。ここはあまり掘り下げない。
https://ckc.utaten.com
リアルからオンラインへ。圧倒的に移行してきたのを肌で感じる。従来からあったSHOWROOMも継続していい配信媒体だと思う。
この中で実際に体験したことあるのはWith LIVEとミーグリ。
With LIVEは45秒1枠としてCDの特典として購入。確か5kくらい?CDによって誤差あり。1週間前くらいにパスワードをゲットして時間を登録。事前に練習がアプリでできて、上にメンバー出るのかとか時間感覚、映りを確認した。美肌のフィルタあるけどそれよりかはスタンドの光かリングライトを使うといいと思う。iPhoneよりiPad、画面の大きさ的に。事前にスタッフの説明→メンバーという流れで大体45秒+αなイメージ。スタッフが注意事項の紙を見せるけど一瞬なので実際45秒より長め。スタッフターン中からメンバーにはこちら側が見られてるので気を抜けない。事前に名前登録がありそれもメンバーには見えてる。両方から喋るとえ?ってなって聞こえないからうまく会話のキャッチボールできると良い。失敗かって言ったら微妙だけど名前のところ本名にして下の名前呼ばれた時はどきっとした。失敗として最初イヤホンとBluetooth繋がったままで聞こえないハプニングあったから終わるまで気が抜けない。いつもは手ぶらだけどグッズとかアピールできる機会だからそこは存分に発揮できるのがいい点。
ミーグリの方はAKBの全握の振替で参加。全握なのでメンバー2人と喋れるというもの。その分めちゃくちゃ早い。一瞬。1往復が最低。事故ると皆無。事前に5部ほどあってその時間帯から選んで時間内に入る。スタッフによる本人確認があって事前に身分証を登録してる顔と参加する本人の顔を確認。スタッフ認証と言って○番待ちと表示されてとんどん人数減っていってドキドキした。聞こえてますか?と音声確認して何人か待った後5秒ずつくらい。オンラインの特徴で余韻なく終わるのが悲しい。握手だと去り際に一言とかねじ込めばいけるからそういうところがデメリット。
凄い時代だなって思うし今まで参加できなかった人への拡大は大きい。その判明リアルの接触が好きだとか握手がとかいう人もいるし色々だと思う。特典会がほぼ主になってきて肝心のライブが減ったのは残念に思う。今までは気軽に明日行けるからリリリベ参加しようとか知り合い連れて行ってみようとか気軽さがあったけど今はオンラインにしろ時間を事前に決めてっていう縛りがある。新規獲得という点では難しくなったとは思う。ライブもキャパ半分になるはチケット代高くなるはでハードル上がってきてる。行きたい人は関係なく参加するんだろう。逆も然りオンライン参加してみようって思う人もいると思う。顔認知から名前認知の時代。SNSのインスタブログや配信での認知は大きい。まめさ磨いていきたい。