どうも、最近所有する愛豚がさっぱり勝てなくなって、スランプに陥っている馬ですw
さっそくですが、今回の記事テーマはこちら!
ということなんですが、まず、くりぷ豚というのは競馬ゲーム・ダービースタリオン(ダビスタ)のように豚を配合して、いろいろな豚を作ったり、レースに出走させたり出来るDApps(ブロックチェーンゲーム)です。くりぷ豚の遊び方などはこちらのダプマさんの記事をご覧ください!
そして、このくりぷ豚において、ダイヤモンドトンやホリエトンのような高価な豚(数ETH以上)が時々運営から販売されることがありますが、そのような豚を誰もが所有できるように競馬の共同所有馬主のような仕組みがあると良いというのを以前から感じていました。また先日のミートアップで、くりぷ豚の運営・開発をしているグッドラックスリー(GL3)取締役の畑村氏との話の中でも一口馬主みたいなシステムを導入したいという話が出てきました。
そこで、それ以来、ゲームをプレイしながら共同所有豚主の仕組みについてつらつらと考えていたのですが、その結果たどり着いたのが最初のつぶやきにある『モナパちゃんの仕組み』でした。元来の共同所有馬主(一口馬主)の仕組みに関する説明は置いておくとして(後でモナパちゃんの説明のところで少しだけ触れます)、まずこのモナパちゃんとは何なのか説明しなくてはなりません。でもこれがまた正しく説明するのは非常に難しい。なのでさっくり端折って説明します。細かいところは(上級者の方は)説明に間違いがあってもスルー(←ココ重要w)、何となくそういうもんなんだなぁというふうに理解してもらえたらと思います。
モナパちゃんというのはツイッターを介して、モナカードというアイテム(中身は暗号通貨MONAのカウンターパーティートークン)を誰かにあげたり、沢山の人にバラまいたりすることができるシステムです。ここでMONAに対するモナカード(トークン)が、くりぷ豚で例えるならETHに対する豚(ERC-721トークン)という関係と言って良いと思います。くりぷ豚も以前はツイッターアカウント宛に豚を送ることが出来ていましたが、モナパちゃんはそれに似たシステムだと言えます。
そして、実際にモナパちゃんを利用するためには外部アドレスからモナパちゃんの(ウォレット)アドレスにカード(トークン)を送付します。そうするとモナパちゃんが勝手に(指定された)ツイッターアカウントに紐付いた口座(のようなもの)でカードの残高を管理してくれます。その残高はWEB(モナパちゃんポータル)で確認することが可能です。
ここで、モナパちゃんが管理しているカード(トークン)の残高はモナコインシステム上では全てモナパちゃんの所有物ですが、モナパちゃんの内部ではそれぞれのアカウントの所有物として処理されます。ここがまず一口馬主とモナパちゃんの類似点と言えます。一口馬主とは主に共同馬主クラブという法人があって、名義上はこの法人が馬主となり、クラブの会員から(口数に応じた)馬の代金と会費(餌代や厩舎への預託料含む)を集めて運営されています。非常に似てますね。
以上の点を踏まえて、くりぷ豚の共同所有を考える時、仮に、ある豚の所有権を示すモナカード(トークン)を300枚発行したとします。それをモナパちゃんに渡して分配して貰えば、名義上の豚主はモナパちゃんですが、内部的にはそのモナカードの所有比率に応じた所有権を設定することが可能です。これがモナパちゃんと同様なシステムを利用した共同豚主の実現方法『モナパちゃんモデル(仮称)』です。
あくまでこのモデルは説明のためにモナパちゃんを引き合いにだしただけなので、これと同じシステムが、くりぷ豚内にあれば共同豚主が実現可能になるのではないかと考えます。そう考えながら、くりぷ豚のロードマップを眺めた時、あるじゃないですかwそう先日のミートアップで発表された作戦カードです。
この作戦カードはERC-721トークンとしての実装が予定されており、豚と同様にユーザー間でのやり取りが可能になるようです。ですのでこの作戦カードの種類の一つに「共同豚主カード」を追加すれば、そのまま共同豚主のシステムになり得るのではないでしょうか。
そして、具体的な実装方法ですが、共同豚主カードを持っていれば、それぞれのユーザーの市場画面にはカードの枚数(持ち分○○/○○)と共に通常の豚と同様に表示され、そこでカードを売り買いが出来るようにする。レースの方は、カードの所有枚数が一番多いユーザーのみトレセン登録出来るようにするというのでどうでしょうか。当然、カードを全て買い集めてしまえば、自分の持ち豚(自分のアドレスへの豚トークンの移動)にすることもできますので、会社の株式のように買収、TOB、etc.みたいな遊び方も出来るでしょう。
以上が、くりぷ豚における共同豚主システム「モナパちゃんモデル(仮称)」の概要です。もちろんこれを実際に実現しようとすれば相当なシステム改修が必要になるのかもしれませんし、様々な問題も生じると思います。しかしながら、ただ一つ言えるのは、この仕組みを導入することによって、現状、くりぷ豚が抱えるエコシステムの問題(の一部)を解消をできる可能性があるということです。ここで詳しくは述べませんが、トークンの流動性向上と価値の明確化を図ることが可能だと考えます。
最後に、ここで書いたことはあくまでも私個人が考えていることであり、開発運営をされているグッドラックスリー社とは一切関係のないものです(機会があればGL3さんにもプレゼンさせて頂きたいとは思いますw)。私の頭の中にある漠然としたアイディアを書きなぐっただけのものですので、もし分からない点がありましたら、どしどしコメントお願いいたします^^