前回の記事を上げてからすぐにツイッターで反応をいただけた様なので、続きを書いて行きたいと思います。
前回:
今回でマイクリは、ver1.2になるわけですが、前回までのアップデートでも、相当な「改悪」があったわけです。そのときに何で記事にしなかったかというと、まぁ風邪を引いていたってだけなんですが。
何でこんなに改悪ばかりするのか?
答えは簡単です。「最初が良過ぎただけ」です。
今はゲームスタート時のブーストを取り払って、「本来のあるべき場所」に戻る途中なんですね。では「本来あるべき場所」とはどこなのか。当然、運営と全く関係ない僕には正解は分かりません。ただし、公開資料を見ることでゲームの完成図が予想できます。
これですね。もうみんな忘れてしまったかもしれませんが、マイクリのリリース前に公開されたマイクリの設計図です。この資料と「このゲームは士農工商を元に作ってるんですよ」という発言がマイクリスタート以前にユーザー全員に手渡された情報です。
この表を見ると、現在リリースされていない機能はデュエル(PvP)のフラッグ戦とナイト戦、ランドシステム・・・だけですね。いつの間にか想定の大部分はリリースされたようです。
今回のルール変更はいくつかの事象を受けての内容です。いくつか上げていきます。
①BOTにより、アカウントを複数作成するプレイヤーが現れる事件が発生
②新規登録1万人に0.01ETHプレゼントキャンペーンの実施
③ランドシステムが搭載間近
まず、①ですが、これによって複垢利用の旨みを消す必要が発生しました。
デジタルアセットに価値を認めるスタンスのゲームとして「BAN=資産差し押さえ」になってしまうので、「財産権の保護がされていない経済」になってしまいます。これは運営としていかにもまずいので、BANを極力しない方法として、「複垢をしてもしょうがない」状態に持っていく必要があったわけです。
次に②です。一見全く関係なさそうですが実は関係大有りです。このキャンペーンに乗った人口は4000人程度だったそうです。dappsとしてはかなりの異例な数だったのですが、1万人には到達しなかった。つまり現状の日本ではもうこれ以上の需要が見込めない、よって中国へターゲットを移すことになったわけです。前回ノード1.1でMYZOがほぼ10分の1になったときも、キャンペーンとセットでした。新しい中国のプレイヤーを迎えるに当たって、そのプレイヤーには「改悪」を体験させたくない。さも「最初からこういうゲームだった」という体で紹介したいわけです。
最後に③です。ランドシステム搭載時には、当然全ユーザー向けに何かしらのキャンペーンが張られますし、「普通のノードを潜るよりランドノードを潜った方が旨みがある」ようにしたいわけです。だから、一度ユーザーをがっかりさせておいて、ランドのキャンペーンで持ち上げるというのはいかにも有りそうな手ですよね。
TSUTAYAって知ってますよね。あれ、最初のTカードって還元率5%だったんですよ。それが、Tカードをいろんな他のシステムと統合するに当たって還元率を1%に変更せざるを得なかった。5%→1%の改悪ですよね。
それをTSUTAYAは「新システムキャンペーンで今入会すると通常1%のところ、1ヶ月だけ2%になります!」みたいなキャンペーンをやったんですよ。
昔のTSUTAYAはなかったことになってるんですよ。当然システムになった時点で、5%の還元を昔受けていた人も強制的に1%に変更されたのですが。そのときはネットあんまり見てなかったので、ネットではどんな反応だったのか分からんのですが。
そんなことで、そろそろ底なのかな?と思わせるノード1.2でした。
とにかく僕が疑問なのは
・何でプライムの支払いがETHなんだよ。
・今ゲーム内のトレード全然出てないのにこれ以上枯らす気なのかよ。
・GUMは価値があるんじゃなかったのかよ。
・本当に理由が全然分からないよ。0.01ETHを配ったのと整合性が全然取れてないよ。
ということです。それではまた。