足手まといな人っていますよね。
比喩でも何でもなく、どこか外で遊んでいてくれた方が、全体の進捗がはかどる人って、僕の経験上結構います。
・仕様と異なる内容のプログラムを作るので、周りの人が後で修正しないといけない同僚。
・重箱の隅を突くような指摘を繰り返して、資料を全く完成させない上司。かつ次の日には真逆の事を言ったりする。
・思い付きで仕様のどんでん返しを連発する発注先。
色々と限度問題ですが、どんな職場でもあるんじゃないかと僕は思ってます。
これの問題点は「本人は自分が害だと思っていない」というところなんですね。
誰かが指摘しないと気付かない。でも、結構みんな遠慮して言えないんですよ。
そして、この事象は当然仕事以外でも発生します。
例えば、以前お歳暮に「塩じゃけ」を1匹くれる人がいたんですよ。
電話で「ありがとうございます。美味しくいただきます。」ってお礼をいいます。
で、その後悩むわけですよ。
「どう処理するかと」
僕は魚をさばくことができないです。
そして、さばくことが出来たとして、シャケ1匹は凄い分量です。
そして恐ろしく塩味が強いです。
絶対に体に入れてはいけない分量の塩が使われている味がします。
自分、シャケはそれなりに好きですし、ご飯のお供に合うと思いますし、切り身1枚だ をいただけるなら大変ありがたいです。
でも1匹って。
食べ物を棄てるのは凄い罪悪感です。
さらに、お歳暮は風習といえど、一応は好意です。
無下にするとこちらの心が痛みます。
さあ困りました。
・・・そしてこの行動は送る側にも不幸なわけです。お金をはらって反感を買ってるわけですからね。
こういう負の連鎖はどこかで指摘しないと無くなりません。でも、だいたい言えませんよね。
自然に送ってこなくなるのを待つのが一般的な気がします。角が立つ方がいやなんですね。
さぁそしてボランティアの話に移ります。
ボランティアは無償の奉仕です。善意の行動です。基本的に大抵の人が良いことだという認識があります。
ては、その行動が迷惑だった時、貴方は注意できるでしょうか。
誰も注意できなかった場合、その活動は迷走してしまいます。きちんと、「どのような行動をとったら誰が喜ぶのか」という具体的な情報が必要です。
以前被災地に千羽鶴が大量に送られて、大変迷惑だったという事象があったと思います。大分有名になったので、次に大地震が発生したら同じような事にはならないと思いますが、同じような「ありがた迷惑」がどこに潜んでいるかわかりません。だって支援するのは当事者では無いのですから。
なので、ボランティアを統括し、指針を示す団体は必ず必要です。
そして、行動に報酬を与えるという行為は、ボランティア活動をするにあたり、どの行動がどれだけ需要があるのか、どれだけ役に立っているのかがとても直線的にわかります。
みんな、普段仕事をしていて、そのシステムに慣れていますからね。
だからcrypvoの活動はボランティアの活動効率を何倍にも跳ね上げる可能性を秘めています。
後はちゃんと報酬をコントロールして、旗振りができるかです。
つまり運営の責任はめちゃくちゃでかいんですよね。全責任を負う事になってしまうので。
正直ふつうに給料をもらったくらいでは、合わないのではないかなと思います。
運営にも正当な報酬を。