
ALISがオープンβになってはや2週間になります。
イーサリアムのHF延期とか、クリプトピアのハッキング事件とか、仮想通貨の春は簡単には来ませんね。
でも、ALISのチャートは、取引板は薄いものの、最近は不思議なほどに安定。
うーん。逆に静けさが怖い・・
ところで皆さんは「ALISとは何?」って思います?
私はトークンを買ったのが付き合いの最初だったので、長い間、
って認識でした。
BitcoinやRippleの”決済機能”だとか、Ethereumの”スマートコントラクト”みたいに、ALISにも特別な優れた機能があって、それがALISのメディアなどの信頼性の可視化を支える、と思っていました。
記事の原稿の著作管理や原稿料や使用料の管理なんかを、スマートコントラクトで実現するのかと。
でも現状のALISの”記事”は限りなくブログでありTwitterみたいなもの。
信頼の可視化の考えはあっても、著作物としてそこそこの価値がある”記事”なんて逆に「いいね」が付きにくい現状。
もっと軽いコンテンツばかりだし、重いほうに行く気配はないですねぇ。
現状のALISは、どう見てもブロックチェーンやスマートコントラクト機能を必要としていない方向。
今の私の認識は、
です。
SNSがALISの正体で、ALISトークンは必須ではない
ってことなのでは。
つまり”いいね”の価値を表すものは、例えばNEMなどの他のトークンでもぜんぜん良い気が・・・。
そしてALISは、まず日本での成功を目指していますが、それなら、仮想通貨を使うより、法定通貨と固定レートの方が、企業内SNSへの実装なんかは導入しやすいんじゃないかな?
MUFGのcoinみたいに、法定通貨と1:1などの”ステーブルコイン”や”電子マネー”、”ポイント”のほうが、日本でのビジネスは成功しやすそう。
ALISトークンが存在する理由は、「ALISのスタートアップ資金をICOで集めたから」
ってだけでは?
ALISトークンには特別な機能は無さそうに見えますけど??
(株)ALISは今、社会実装(どこかの企業SNSや情報銀行?)のビジネスを狙っているはずだけど、そこでのALISの”売り”は「SNS運営で得たノウハウとALIS民の数」
であって、「ALISトークンの機能」でも「仮想通貨であること」でもなさそう。
Rippleが国際送金でXRPを使わないスキームも提供しているように、ALISも、
と思う。
そうなると、(株)ALISが今後のビジネスで成功しても、それがALISトークンの価格に結び付かない可能性があります。
ビジネスが進んでも仮想通貨の価格になかなか反映しない・・とか。
でもビジネスは増えそうなので良い事もありそう。
どうでしょう?