
(2020年に書いた感想を少し修正して掲載しています)
2019年後半~2020年にかけて遊びました。追加DLCシナリオを遊べていないので、今のところ基本の3学級4ルートまでは見届けた感じです。
大変、たいへん、おいしゅうございました。
実は初FEでした。なぜかこれまで縁がなくて。
SRPGはわりと好きなつもりではいるのですが、性格的には向いてないのか、遊んでるとやたら笑われるんだよなあ……なんでだ!
最初に選んだのは青のクラスでした。
2019年の夏です。没頭して一気に遊んだ!
こういうのは一周目が特別になるものですが、今作に関してはそういう感じでもなく、二周目以降も満遍なく楽しめたような感じがします。でも、青を最初にやったのはシナリオ的にもなかなかに良いチョイスだったと思う!
青ルート後に赤2ルートを見て、その後金ルートをはじめて、スカウトできる子を全員クラスに入れてフォドラを開放しました。
あれっ、ネタバレ避けるとこれ以上何も言えない…ので、ここから先は少しネタバレ含みます。ご注意ください!

最初に青のクラスで遊んだとき、よそのクラスの子には全然声をかけずに進めていて、5年後の戦いで最初にベルちゃんを惨殺したときに、何ともいえない気持ちになったのですよね。
(あっ、念のため追記しておきます。このゲームは士官学校の先生になって、成長した教え子たちと戦争を戦うゲームです。教え子を率いて教え子と戦います……控えめに言って地獄……!)
他クラスの生徒を誰もスカウトしなかったので、その後も完全なる鬼畜先生になって生徒達を殺し尽くしました。
それで、金クラスの担任になった時、今度は助けられるだけ助けてみんなを生還させようと……思ったのです、が。そうやって仲間をいっぱいにして遊んでみると気が晴れるかというと、それはそれで生ぬるい感じもして。
このシナリオとシステムをちゃんと味わうには、時間巻き戻しすらも封じて自分の生徒の屍も乗り越えて進んだ方がいいのかもなーと、思いながら遊んでいました。

どのクラスで戦争を勝ち抜いても、一面的な正義しか達成できずにモヤモヤする。隠された謎は明らかにならず、理不尽の総量はあんま変わらない感じ。級長はみんなあらかじめ色々定まっちゃっていて誰もホヅミ先生のお話聞いてくれないしよー。
セーブデータを渡ってそれぞれの大義に寄り添ってきた先生の心には、プレイ後一抹のむなしさが残りました。
でも、そういうとこ、戦争を描く誠実さみたいなものを感じて、なんかすごく良かったです。
ちなみに、好きなキャラはアッシュくんとアネットちゃん、あとヒルダヌーン(ヒルダちゃんです。うちではそう呼ばれていた。元ネタは「プ~ねこ」)。あとお貴族様2人(ローレンツとフェルディナント)もそれぞれ良かったなあ!
大きくなったアッシュくんが成長して先生を助けに来てくれたときはキュンキュンしたのよ……! 立派になって……!(青ルート)
王子(ディミトリ)は顔がイイのにあんまりにも不憫なので先生が結婚してあげたんですが、クリア後先生が教皇になっちゃったので何か政治的にだいぶアカン感じになって慌てました。
エーデルちゃんは告白されたときのリアクションが最高だったので、あのままヒューくんと仲良くやっていくといいと思います!
しかし、かなり頑張って縁結びにも励んだはずだったんですが、なかなか思った通りに結ばれてくれなくて大変悔しい思いもしました。あれ難しいよねえ。
フェリクスなんかあれよ、悩みに悩んで、ああいう性格のヤツには明るい子がそばにいてくれたらきっと幸せになるだろうと、うちの可愛い可愛いアネットちゃんを嫁にしてやったのに、シルヴァンを選んでさすらいの傭兵に!!!! ばか!!!!

あーあ、やっぱりDLC追加シナリオも近いうち遊びたいな。
すごく面白かったです!










