時給895円のパート仕事
フィットネス効果を狙う以外にも
いくつかの目的があります。
そのうちの一つは
時給895円で
どれだけ貢献できるのか?
時給1500円に相当する貢献
時給2000円に相当する貢献
さらに時給6000円?
時給6000円で、フルタイムなら
月収100万円くらいでしょうか。
結論からいうと
時給895円の仕事では
どんなに頑張っても
時給1100円分くらいの貢献が限度かな
という印象です。
作業効率の向上くらいしかできないので
20%程度、他の人たちよりも
効率的に動くのが限度だと実感。
企業は、人手に頼らざるを得ない部分を
できるだけ安い人件費で賄おうと
時給895円でパートを募集します。
895円は千葉県の最低賃金。
最初から895円の価値しかないと
考えた仕事に対してパートを募集。
仕事の枠組みができてしまっています。
どんなに頑張っても
その壁は突き破れません。
その壁ありきの仕事だから。
新卒、正社員での入社と意味が違います。
幹部候補の中途採用とも意味が違います。
895円の仕事に対して
パートを採用しています。
経験を積めば数10円時給がアップするかもしれません。
その程度です。
時給をアップしようとすれば
企業側が動く必要があります。
企業はあらかじめ
時給895円の仕事を用意して
ビジネスに組み込んでいます。
何も対策をしないまま時給を上げれば
人件費負担が増えるだけ。
単なるコスト負担増。
企業が苦しくなるのは当たり前。
時給1000円にするには
企業が考える1000円に見合った仕事を
用意する必要があります。
さらに、時給1500円、時給2000円。
付加価値の高い仕事を提供できる企業は
付加価値の高い製品やサービスを提供できる企業です。
薄利多売、価格競争、コスト削減
そこにしか勝ち目を見出せない企業ばかりでは
時給が上がらないばかりではなく
未来も暗いですね。
もう一度、結論です。
企業が、時給アップを織り込んだ
ビジネス改革をしない限り
パートの時給は上がりません。
もちろん、働く側にも変化が求められますが。