文字にしてみてより一層思いますが…なんというかその…
さすが昔の日本人はひと味違う…って恵方巻自体はそんな古くないんだった。
1930年頃に大阪鮓組合(海苔問屋)が「幸運巻寿司」として仕掛け、
1986年に小僧寿しが「縁起巻」で商標を取るも流行らず、
1989年にイオンが「イオンの恵方巻き」として販売、
1998年にイオンが全国展開した事で普及。
で、平成に入ってセブンイレブンが本腰入れて新伝統化、スーパーが乗っかり、回転寿司が乗っかり、談合の如く高価格帯がラインナップされ続ける…という流れ。
一度一部の回転寿司で安くなったんですけどね、圧力でもかかったのかな?
2023年は1日で約650億円、2024年はなんとさらに増え703億円。
関西大学の宮本勝浩名誉教授が、2024年の恵方巻の経済効果を試算したところ、全国で約703億520万円になると発表しました。
驚異的な経済効果(関西大学調べ)で、
2023年阪神タイガースのリーグ優勝における経済効果872億円。
とんでもないですね。
売れ残りなど廃棄処分による損失額も10億円以上あるので、手放しでは喜べませんが消費者の高級志向に沿ったラインナップで成果を出しているそう。
お金がないのに高級なものを欲しがっているワケではなく、貧富の差が激しくなっている事に気付かせない為…はポジティブすぎるか。
実際はそういうテイで見栄を張らせてお金を使わせ(ry
海鮮巻きとヒレカツ巻き。
生春巻き。
納豆巻き、鉄火巻き、ネギトロ巻き、いくら巻き、サーモン巻き。
やっぱり今はもう何でも良いんですね。
本来の具は福を「巻き」込むと七福神にちなんだもので基本7種。
長生き出来るよう「かんぴょう」
九つの利を与える「キュウリ」
財・金運のゲン担ぎに「伊達巻」
出世や縁起が「ウナギ」のぼり
めでたい鯛のほぐし身で「桜でんぶ」
神へのお供え「シイタケ」煮
健康長寿の縁起物「海老」
2023年 極上鮪恵方巻 2,462円
2024年 極上鮪恵方巻 3,239円 (131%UP)
2023年 三元豚ひれかつ恵方巻 862円
2024年 三元豚ひれかつ恵方巻 862円
2023年 招福海鮮恵方巻 862円
2024年 招福海鮮恵方巻 1,078円 (125%UP)
ひれかつは同じだった。
うーむ、しかし今年は食品添加物の量を増やしたのか後味もエグく、半日はそのエグさが残りなかなかの不快感、100点満点中10点ぐらいの出来。
来年は海苔用意して具材も自分達で作ろうっと。
ではでは。