最も初めはスペインのBasque(バスク)で地方の大学生が地元で最も伝統的な産業のワイン業界に画期的な青色のワインを開発して業界に新風を吹かせようとしたのがきっかけである。
初年度のワイン販売は3万本だったが、2017年には50万本売り上げるまでに成長。現在は世界21か国に輸出している。Gik Live!最大の市場はアメリカ。次にフランスが市場となっている。
青色は食欲を削ぐとして料理ではあまり使われていない。
大量の白ワインに少量の赤ワイン、それにほんの少しの果醪(かもろみ)または搾りたてのグレープジュースを混ぜ合わせる。青い色は「天然素材とテクノロジー」の融合の結果で、インジゴカルミンと赤いブドウの皮に含まれるアントシアニンの2種類の色素によって生まれる。だが、それ以上は「企業秘密」だという。スペインの他の銘柄も後に続き、青いスパークリング・カバなどを売り出した。
しかし、先ほども述べたように商品が青色であるが為に認可が下りないことも多い。欧州では色が青いことを理由にワインと認定されておらず、商品ラベルには「アルコール飲料」と表示する必要がある。だが、米国など他の地域ではワインとして販売できる。
Gik Live!の共同創設者Aritz Lopez(アリッツ・ロペス)(25)は「商品名(Gik Blue)ジックブルーに対する評価が割れることを私たちは初めから分かっていた」と語っている。同社によると、今のペースでいけば今年の売り上げは150万ユーロ(約1億9000万円)に届きそうだという。
また、最近は青ワインの人気を裏付けるかのように、スペインでは中国製の模造品も出回っているという。
人気商品のコピーが出回っているというのは他国からも認められている証です。
日本で本物が出回ることを切に願っています。
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