前回、前々回からの続き
個人的、加工食品の分野として有望なのは、
予測でも2023年には2017年比で7%以上増の1兆7298億円規模に。
世帯人数の減少や女性の社会進出などに伴う個食化や調理時間短縮のニーズは強くあり、市場は拡大している。
特徴として、品質劣化が少なく長期保存ができるため市販品は常備食、業務用としては調理オペレーションの簡略化として省人材にも効く。
また、食品廃棄に関しても有効で社会的な意義も高い。
実例だと例えば、ピザ業界は2018年度にマーケットとして過去最高を更新(2676億)したが内訳としてはピザ宅配、専門店などは減少傾向で、冷凍品の調理、販売が伸びているようで冷凍技術の進歩が要因の一つだ。
他のアイテムでも同様傾向があり生鮮食品への親和性も高く、すべての食品に通じる。
技術的な強みとしては冷凍食品メーカーもさることながら水産メーカーも伝統的に技術に投資してきており期待できる。
中小メーカーにも要注目で、例えば
上記ページが詳しいが、世界的にみても技術レベルは高い企業が出てきている。
大学と共同研究で実績をあげているカネカも意外だがこの分野でも有望だ。
非常に伸びている技術でまだ成長の余地は十分と感じている。安定感のある食品メーカーにおいても特にこの辺は投資対象として魅力的と感じている。
どうぞよしなに