
クバスという飲み物をご存じだろうか。
ライ麦と麦芽から作られる甘い炭酸飲料である。
ロシアやらウクライナやらそのあたりが発祥らしい。
旧ソ連の国々の路上で樽の前に座っているおばちゃんを見かけたら近づいてみてほしい。
十中八九クバスが売られている。
樽と言っても見た目は様々で、巨大なケルヒャー高圧洗浄機のようなものもよく目にする。
味を一言で表現するならば、「カブトムシが好みそうな味」といったところだろうか。
汗をかいた後に飲むクバスは、仕事終わりの生ビールに負けず劣らずのうまさである。
こんなことを書いていると一滴も汗を書いていないのにクバスが飲みたくなってきた。
クバスを探しに出かけよう。
残念ながら道端にクバス売りのおばちゃんがいなかったので、スーパーで見つけた缶入りのクバス(45セント、安っ)で我慢する。
見た目はコーラにかなり近い。
汗をかいていないためか、それほど美味しく感じない。
とりあえず無駄な情報を載せるので、そこから味を想像してほしい。
できたあなたは天才である。
原材料:水、果糖ブドウ糖液糖、クバス濃縮麦汁(ライ麦・大麦・小麦)、炭酸ガス、pH調製剤(クエン酸)
栄養成分(100mlあたり)
エネルギー:120kj/28kcal
脂肪(うち飽和脂肪酸):0g(0g)
炭水化物(うち砂糖):6.9g(6.3g)
タンパク質:0.15g
食塩:0g
訳があっているかは不明だが、なんだかまがいものくさいので美味しくなかったのかもしれない。
いずれにしても飲みすぎはよくないだろう。
クバスは炎天下の道端で飲むのがうまい。
なお、クバスについてもっと知りたい人はウィキペディアを参考にしてほしい。










